南部鉄器の表面処理プロセスの強化による納期短縮化
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
株式会社田中医科器械製作所
| 事業者名 | 株式会社田中医科器械製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都 東京都北区 |
| 業種 | 一般機械器具製造業 |
| 技術分野 | 切削加工 |
| 従業員数 | 68人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1916年 |
主力製品は外科医向けの手術器械である。手術器械は安全性や強度に加え、手に馴染んで使いやすいことが手術時間の短縮に影響するため重要とされる。高度化・多様化する注文が増える一方、職人の減少が進んでいる。
抱えていた課題
やったこと
第二工場を平成25年12月に設置した。建屋は旧社屋を賃貸し、一部の機械は本社工場から移動した。微細加工と試作品加工のための設備を新設・拡充し、ベルトサンダーPG-3を2台、変速バッファーSSB-4001Vを3台と逆回転機を1台、高速精密小型フライス盤を新品と中古で2台、普通旋盤TSL-550を1台導入した。あわせて集塵機、オイルフリースクロールコンプレッサーSLP-37EBD(5馬力)、ニューマブラスター、TIG溶接機YC-300BZ3、アルファーレーザーYLS-100Sを導入した。はさみ専門の協力工場であるアイ・エスから、はさみ部分の制作技術について外部指導を受けた。新卒2名とアルバイト1名を採用し、現状は役員を含め全73名となった。社内に開発部門を設置し、持ち手のバリエーションを増やしてオーダーメイド製品に対応できるようにした。
新しい製品・サービス:鏡視下での脳神経外科専用の新しいバリエーションを含む新たな製品ラインナップ
第二工場の設備拡充により、微細加工や試作品加工に対応できるようになった。これにより鏡視下での脳神経外科専用の新しい製品ラインナップに着手することができた。製品ごとに作業場のセッティングを行う手間が省け、作業効率が向上した。第二工場での生産は着手したばかりのため、まだ具体的な結果は現れていない。
国内需要への供給が追いつけば、同じ体格のASEAN地域の外科医向けの製品供給も可能になると見込む。「日本製」として付加価値のある製品市場を作ることも可能と考えられ、アジアの富裕層へのブランド展開も視野に入れている。
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
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効果:賞味期限を1年間の長期間に設定できる