しょうゆ多品種少量生産体制の構築
多品種少量生産に対応した設備にすることで、原価低減と品質向上を両立させる体制を構築した。
効果:歩留まり 70%→85%
株式会社早川研磨工業
| 事業者名 | 株式会社早川研磨工業 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都 墨田区 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 電子部品・デバイスの実装 |
| 従業員数 | 25人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 1984年 |
昭和59年設立の当社は、創業以来一貫して自動車部品や精密機器部品のバレル研磨加工を行ってきた。周囲の中小製造業が淘汰されていく中、下町という立地を活かし、従来は不可能と思われていた新しい技術開発にも力を注いでいる。サプライチェーンを構成する企業の多くが海外進出しており、従来の加工サービスでは受注の確保や売上の拡大が厳しい状況にあった。
抱えていた課題
やったこと
株式会社キーエンスの表面性状測定装置VK-X100を導入した。これにより形状測定及び表面の粗さ測定が精緻にできるようになり、バリが潰れたのか又は削れたのかを確認できるようになった。そのため、使用する研磨剤や媒材について、より高度な検証と分析が可能になった。導入後は全品検査を行い、品質管理を徹底している。
| 検査測定 | 表面性状測定装置 VK-X100(株式会社キーエンス) |
|---|
表面性状測定装置の導入により、形状や表面粗さを精緻に測定でき、バリの除去状態を確認して研磨剤や媒材を高度に検証できるようになった。品質検査が社内でできるようになったことで、加工品の検証にかかっていた時間が解消された。その結果、取引先から様々な試作品が持ち込まれるようになり、小さく繊細な部品の加工も可能になった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来のバレル研磨加工の継続と、表面性状測定装置導入による品質管理強化が示され、既存事業との一貫性は読み取れる。
海外企業に及ばない10μm単位のバリ除去技術や、大手メーカーの要望に応える加工管理データ添付体制が強みとして具体的に書かれている。
海外進出で受注が厳しい課題に対し、検査体制充実で付加価値製品を安定供給する方針が示されており、課題と対応が対応している。
公開されている事例からは読み取れません。
従業員25人と記載はあるが、補助事業を遂行する人材や事務処理体制の具体的記述はうかがえる程度にとどまる。
医療分野の部品、自動車部品の試作段階からの共同研磨など、顧客ターゲットと選ばれる理由が具体的に書かれている。
プラスチック部品の加工経験10年や材質置換の予測など今後の展望は示されるが、スケジュールや課題解決方法は明確ではない。
公開されている事例からは読み取れません。
バレル研磨は既存分野であり、高精度・プラスチック加工という高付加価値化の方向性は読み取れるが、数値的な根拠は薄い。
国内でしかできないサービスを提供する方針はうかがえるが、経済波及や雇用創出などの公的な必要性は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
表面性状測定装置による検証とデジタル的な品質管理の導入はうかがえるが、サプライチェーン全体への貢献は具体的ではない。
自動車部品の転換期に対し医療分野へ展開する方向性はうかがえるが、日本経済の構造転換との関係は書かれていない。
下町という立地を活かした技術開発と地域の中小製造業の現状は書かれるが、地域成長への波及は具体的に示されていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
自動車部品は大きな転換期にあり、今後数年で材質から置き換えられる部品も出てくると予想される。金属とは異なるプラスチックのバレル研磨で10年の経験があり、医療分野の高度な品質管理にも対応してきた技術の優位性を基に、さらなる発展を目指している。
多品種少量生産に対応した設備にすることで、原価低減と品質向上を両立させる体制を構築した。
効果:歩留まり 70%→85%
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
狭スリット部の加工精度を高めるため、デジタルマイクロスコープを導入し、同部の目視による計測と観察を行った。