多品種・小ロット鋳造製品の生産性向上のための設備投資事業
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
英弘精機株式会社
| 事業者名 | 英弘精機株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都 渋谷区 |
| 業種 | 電子部品・デバイス・電子回路製造業 |
| 技術分野 | 電子部品・デバイスの実装 |
| 従業員数 | 83人 |
| 資本金 | 4,000万円 |
| 設立 | 1927年 |
英弘精機は1927年創業で、環境機器事業部と物性・分析機器事業部の2事業を持つ。環境機器事業部は日射計など太陽エネルギー関連の計測機を開発・製造し、1950年代に日本初の全天日射計を開発した。分光放射計は研究機関での利用が中心で、使用数は限られていた。
抱えていた課題
やったこと
太陽光を波長ごとに分解して強度を測定する屋外用の分光放射計を開発した。日射計で蓄積した温度特性や角度特性の技術を活かし、斜めからの光でも一定の基準に収まる設計とした。分光器を含むオリジナルの分光器を自社で開発し、屋外に雨ざらしで連続計測できる構造とした。日射計より大きく重くなったが、朝昼や季節を問わず精度よく測定できる仕様とした。
| 検査測定 | 全天候型分光放射計 |
|---|
新しい製品・サービス:紫外域から近赤外域を計測する全天候型分光放射計
屋外で全天候型に連続して分光放射強度を計測できる世界的にも珍しい分光放射計を実現した。太陽光発電の太陽電池デバイス開発やモジュール評価などで需要が見込まれる。今後は普及品として低コスト化を進め、新エネルギーや環境・気象計測の分野で事業を展開する方針である。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
日射計の技術蓄積を生かし分光放射計を開発したと書かれ、過去の取組との一貫性はうかがえるが、経営戦略上の位置付けの記述は薄い。
屋外で連続計測できる分光放射計は世界でもほとんどなく、研究機関での使用実績があると具体的に書かれ、競争優位性が読み取れる。
普及品向けに低コスト化するという課題と方向性は書かれているが、事業計画としての数値目標や実効性の詳細は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
従業員数83名や2事業部体制への言及はあるが、補助事業を遂行する体制の具体的記述はわずかにうかがえる程度。
太陽電池デバイス開発やモジュール比較評価といった用途と、屋外全天候型で角度特性を保つ特徴が具体的に書かれている。
今後は低コスト化が課題とされ、検討の方向性はわずかにうかがえるが、スケジュールや解決方法は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
屋外で連続計測できる分光放射計は世界でもほとんどなく、研究機関で使われる高水準の製品と具体的に書かれている。
太陽光発電や大気環境、地球温暖化に関わる環境計測の重要性が具体的に述べられ、国が支援する理由がうかがえる。
公開されている事例からは読み取れません。
新エネルギーや環境・気象計測への展開は書かれるが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は読み取れない。
新エネルギー・省エネ・環境計測分野への進出が書かれ、成長分野への展開として読み取れるが、構造転換への言及は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
新エネルギーや省エネ、環境・気象計測の分野に力を入れ、低コストの普及品を製作して世界の中で存在感のある会社として展開していきたいとしている。
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
熱風装置付加キュポラを導入し、熱交換器で常温の風を高温の熱風に変えてキュポラ内に送り、熱効率を上げた。
効果:出湯温度 1,480℃→1,499℃