自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
株式会社アルファ電子
成果実装速度 30,000点/時→75,000点/時
| 事業者名 | 株式会社アルファ電子 |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県 富士市 |
| 業種 | 電子部品・デバイス・電子回路製造業 |
| 技術分野 | 接合・実装 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1973年 |
昭和48年に富士市で山本工業として創業し、電子ゲームやPHS等の基板製造を経て、現在は幅広い電子機器の基板実装を主たる事業としている。平成19年にISO9001/ISO14001を統合認証登録し、顧客志向の高品質・低コストを目指している。年々市場規模が拡大傾向にある電子部品の分野で、同社は実用化電子部品で世界最小クラスの0402チップの実装を可能にしている。
抱えていた課題
やったこと
最新モジュラー機を導入し、現状の3万点/時から採算ラインの7万点/時までの実装速度向上を目標とした。印刷検査機とAPCシステム搭載モジュラー機を導入し、印刷検査機で確認した印刷ずれをモジュラー機とデータ共有して自動調整する仕組みを構築した。これによりクリームはんだとチップのずれを防止し、段取り替えの手間を軽減することを狙った。導入後の検証では、高精度の実装がオートメーション化され、不良率は0.22PPMとなった。自動検知による実装位置の識別が可能になり、段取り替えは1回12.4分に短縮された。量産性評価では1時間あたり75,000p/Hの実装が可能となった。
| 検査測定 | 印刷検査機 |
|---|---|
| 加工機 | APCシステム搭載モジュラー機 |
| ソフト | APCシステム |
最新モジュラー機と印刷検査機の導入により、高精度の実装がオートメーション化され、不良率は大きく低下した。実装速度及び精度の向上は目標値をクリアし、不良率の低下に伴い従来の2.5倍の量産が可能となった。段取り替えの時間も短縮され、生産の効率とスピードが向上した。今回の補助事業は、目先のニーズだけでなく将来必要となる技術・ノウハウ・設備の確立を図る付加価値の高いものとなった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来の基板実装事業と0402チップ実装の技術蓄積が書かれ、一貫性は読み取れるが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
ISO認証や徹底した品質管理、0402チップを実装できる技術が強みとして具体的に書かれ、競争優位性の根拠が読み取れる。
不良率10%を自社基準0.01%に近づける課題と、実装点数2.5倍の必要性が数字で示され、量産体制への解決策も具体的である。
実装速度を3万点/時から7万点/時へ、不良率を0.22PPMへ、量産性を75,000p/Hへと数値目標と実績が示されている。
IPC認証トレーナー1名・スペシャリスト4名の認定や技能標準化が書かれ、体制の一端はうかがえるが、補助事業の遂行体制として十分な記載は薄い。
世界最小クラスの0402チップ実装や取引先からの量産打診が書かれ、顧客ニーズと選ばれる理由が読み取れる。
段取り替えの短縮や建屋新設、将来的な0201チップ需要への対応が書かれるが、スケジュールや課題解決の方法は詳細でない。
公開されている事例からは読み取れません。
0402チップは世界最小クラスの実装であり、0201チップへの需要拡大も見込むなど高付加価値分野であることが読み取れる。
医療機器や電子製品製造産業の需要拡大への言及はあるが、波及効果や雇用創出の具体的な記載は少ない。
不良率0.22PPMや実装速度の向上、量産2.5倍など効果が数値で示されており、費用対効果の一端が読み取れる。
自動検知や印刷検査機とモジュラー機のデータ共有による自動調整が書かれ、デジタル活用の要素はあるが、サプライチェーン全体への貢献は薄い。
電子部品業界の今後5年の需要拡大に触れているが、日本経済の構造転換への言及は読み取れない。
富士市での創業や地域の立地は書かれるが、地域の特性を活かした雇用・経済成長への効果は具体的に述べられていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
取引先企業から0402チップを軸に量産の打診があり、さらなる生産体制の強化を進めている。平成27年の補助事業と同時期に生産ラインの建屋を新設し、IPC標準の認証トレーナー1名、認証スペシャリスト4名の認定を取得した。今後5年で医療機器やモバイル機器等の電子部品の需要拡大が見込まれ、0201チップへの対応も視野に入れている。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
カップ投入機を導入し、手作業で行っていた具材の充填から空になったカップの回収までの一連の工程を自動化した。
効果:作業員数 5名→2名
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分