価格競争力強化のための、新型自動塗装装置の導入による塗装技術の高度化と生産プロセスの見直し
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
株式会社互省製作所
| 事業者名 | 株式会社互省製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 神奈川県 横浜市港北区 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 部材の締結 |
| 従業員数 | 189人 |
| 設立 | 1947年 |
昭和6年創業の六角穴付きボルト(ソケットスクリュー)専門メーカーで、工作機械や油圧機器など幅広い用途に納入実績がある。近年は国外製品との価格競争に晒されながらも、国内製造による高品質と小ロットに対応する体制で差別化を図ってきた。補助事業で取り組んだ敷き板止めねじの市場では、海外メーカーがコスト面で大幅な低価格を掲げてライバルになっている。
抱えていた課題
やったこと
切削工具の刃先に取り付ける超硬チップ締め付け用ねじの相方にあたる「敷き板止めねじ」の品質追求と量産技術の開発に取り組んだ。製品を加工するためCNC自動旋盤を導入し、加工後のめねじ内部を精査するためマイクロスコープも導入した。あらかじめ加工機に入っているプログラムでは切り子が残ったため、プログラムを自社で改修し、ポリテクセンター関東のNCプログラム講習に参加して技術を習得した。試行錯誤を繰り返し、これまで自社でできなかったおねじとめねじの組み合わせを実現し、敷き板止めねじの生産技術を確立した。
新しい製品・サービス:敷き板止めねじ(通称シートねじ)
マイクロスコープにより、極細径の孔の内部まで精密に観察できるようになり、製品内部を緻密に確認できるようになった。NCプログラムの経験が蓄積され、他のNC加工機にもノウハウを活かせるようになった。これにより選別にかかる手間を減らしつつ、高い品質を追求できるようになった。今後は精密製品の製作や新規製品の開発にもつなげていく見込みである。
敷き板止めねじの市場では海外メーカーが低価格で競合しているが、品質の差や小回りの利く納期で対抗し、当社のシェアを広げていく方針である。
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
トランケーション総形電着砥石の技術を開発するため、デジタルマイクロスコープを導入した。
水溶性の塗料に電気を流して金属の代わりに塗料を付ける、めっきと同じ原理の電着塗装を導入した。