バレルめっき工程の改造およびめっき条件の最適化
バレルの変形による挟まり不良を防ぐため、長期間にわたり変形の少ないC社製バレルに更新した。
スピック株式会社
成果作業工程数 2工程→1工程
| 事業者名 | スピック株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 神奈川県 秦野市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 繊維加工 |
| 従業員数 | 32人 |
| 資本金 | 6,000万円 |
| 設立 | 1957年 |
1946年創業の金属プレス・板金加工の会社で、治工具・金型の設計製作、塗装、組立まで一貫生産体制を備えている。売上比率は建築分野50%、自動車分野20%、試作開発や機械加工30%で、安定した売上を上げている。近年は鉄に比べ軽量・高強度で環境負荷の低いCFRTPのプレス成型にも力を入れている。
抱えていた課題
やったこと
炭素繊維の専門家と樹脂成型の専門家の助言を受けながら、CFRTPの加工技術を開発した。従来は形状加工に1工程、リブやボスをつけるのに2工程が必要だったが、1回のプレス加工でリブ(補強材)とボス(円筒形の軸心部分)まで成形できる金型を開発した。これにより加工時間とコストをともに半減できるようになった。
新しい製品・サービス:1回のプレスでリブやボスまで成形できるCFRTP加工技術。補助事業完了後にはさらに、異なる厚みの形状物を成形する技術と継ぎ目のないパイプ加工技術を開発した。
1回のプレス加工でリブとボスまで成形できる金型を開発したことで、作業工程と加工時間、コストがそれぞれ半減した。補助事業完了後には新技術の開発が進み、展示会出展をきっかけにメディアへの露出が増えた。その結果、大手企業を含む様々な業種からの問い合わせが増え、1年間で36件の新規取引先を獲得し、売上も年々伸びている。
今後は介護支援ロボット、ドローン、医療機器などの軽量化ニーズを取り込み市場を広げたい。また、CFRTPはプレス加工による量産やリサイクルが可能なため、自動車・航空機分野での恒久的用途の採用も拡大させたい。
バレルの変形による挟まり不良を防ぐため、長期間にわたり変形の少ないC社製バレルに更新した。
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
狭スリット部の加工精度を高めるため、デジタルマイクロスコープを導入し、同部の目視による計測と観察を行った。