価格競争力強化のための、新型自動塗装装置の導入による塗装技術の高度化と生産プロセスの見直し
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
株式会社ジャステム
成果パーティクル検出精度の目標1.0μmは達成できた。
| 事業者名 | 株式会社ジャステム |
|---|---|
| 所在地 | 新潟県 新潟市 |
| 業種 | 電子部品・デバイス・電子回路製造業 |
| 技術分野 | 位置決め |
| 従業員数 | 13人 |
同社は検査測定自動化装置の開発・設計・製造を手がけている。省エネルギー効果の高い次世代パワー半導体SiCやGaNウェーハは今後毎年10%以上の成長が見込まれ、現在の売上100億円から2020年までには1,700億円に拡大すると予測されている。透明体ウェーハを必要とする電子部品の需要拡大を受け、ウェーハメーカでは生産ラインの増設も本格化している。本事業の検査装置はニッチ分野だが、市場規模は数十億円に成長すると予測される。
抱えていた課題
やったこと
照明光源をワークであるウェーハ面の中心からの仰角で任意の角度に位置決めできる機構を設計し、正反射光線の影響を低減する機構も設計した。機械的完成度はほぼ十分で、完成度は95%と考えている。ワークサイズは4〜8インチを対象とし、タクトの目標は20〜60秒/枚とした。装置は8インチを測定できる機構としたが、事業ではサンプルとして4インチを購入し、4インチで20秒/枚を目標に測定技術の確立を目指した。0.2、0.3、1.0μmの各種標準粒子を塗布したウェーハをサンプルとして、粒子を認識できる照明光源の色味や仰角などの最適条件を抽出した。画像処理ライブラリー機能を活用して、キズ、パーティクル、汚れの大きさ、数、位置座標を算出するアルゴリズムを確立し、粒子サイズごとの判定基準を決定した。PLCによる装置の駆動・位置決め・照明切替えのソフトと、検査結果をモニタ上にマップ表示するPCソフトも開発した。
新しい製品・サービス:透明体等ウェーハ表面のキズ・パーティクルを画像処理で自動検査する検査装置
本開発により、透明体等ウェーハの検査を自動化し、品質や歩留まり向上、検査の省力化につながる見込みである。コスト抑制型の画像処理検査装置は、レーザー方式に比べて価格面で優位性があり、類似引き合いへの対応技術も蓄積できた。今後はMEMSや極小プリズムなど新分野の外観検査にも応用して新たな販路を開拓し、売上アップと収益強化を目指す。導入ユーザーでは省力化や品質・歩留まり向上により競争力強化が期待できる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
既存の検査測定自動化装置の開発・設計・製造を事業とし、画像処理検査技術の確立が今後の受注につながると書かれている。
レーザー方式が数千万円に対し、画像処理方式は1,500万円程度と価格優位性が示されているが、市場シェアや競合の強みの分析は乏しい。
キズ・パーティクル検査の課題を挙げ、検出精度や判定基準の課題も示されるが、高付加価値化につながる具体的な事業計画は読み取れない。
検出精度は1.0μmのみ達成、タクトは目標20秒/枚に対し短縮が課題と記載され、高付加価値や賃上げの目標値は見当たらない。
試作開発の実施体制や技術蓄積は書かれているが、従業員13人の中での人員配置や事務処理体制の具体的記述は薄い。
対象は透明体ウェーハの表面検査で、顧客企業は1.0μm以下の検出を求めると明記され、顧客ニーズと価格面の選ばれる理由が整理されている。
課題として検出精度向上とタクト短縮が挙げられ、今後の課題が示されるが、スケジュールや解決方法の具体性は薄い。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
ウェーハ検査はニッチ分野で、画像処理方式は従来のレーザー方式より低価格である点が具体的に示されている。
SiCやGaNの市場が2020年までに100億円から1,700億円へ拡大すると予測され、産業への波及効果が数字で示されている。
補助金投入額や付加価値増加額、生産性向上の数値は示されず、費用対効果はうかがえる程度である。
画像処理による自動検査で省力化や歩留まり向上を図り、自動車・電子部品・医療機器にも展開すると書かれている。
パワー半導体やウェーハ市場の成長分野への進出と読めるが、日本経済の構造転換への言及は明示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
今後は1.0μm以下のパーティクル検出に向けて検出精度をさらに高める必要がある。透明体等ウェーハ生産や応用電子部品・製品は今後の大きな成長分野であり、MEMS、極小プリズムなど新分野の外観検査にも展開する。自動車部品、電子部品、医療器具部品メーカなどへの画像処理検査装置の活用も今後具体的に進めていく。
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
水溶性の塗料に電気を流して金属の代わりに塗料を付ける、めっきと同じ原理の電着塗装を導入した。
市販の汎用部品を使えるよう設計を変更し、特殊サイズの専用部品を減らした。
効果:製造コスト 100%→50%