自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
株式会社ライテック
成果試験コスト 100%→20%
| 事業者名 | 株式会社ライテック |
|---|---|
| 所在地 | 京都府 京都市 |
| 業種 | 電子部品・デバイス・電子回路製造業 |
| 技術分野 | 接合・実装,材料製造プロセス,測定計測 |
| 従業員数 | 11人 |
| 資本金 | 3億円 |
| 設立 | 1986年 |
創業当時は海外半導体メーカーのセールスレップとして事業を行っていたが、国内メーカーが海外生産にシフトすると売上が減少するリスクを抱えていた。2005年に高周波パワーPINダイオードの生産を引き継ぎ、2008年に製品開発を始め、2019年には自社工場による製造体制を整えた。主力製品は防災・警察・通信基地局などの通信市場で使われる無線送受信切替スイッチの部品で、防災や消防無線などの公的な無線には必ず採用されている。製品検査に必要な信頼度試験装置が不足しており、協力工場への外注に頼っていた。
抱えていた課題
やったこと
パルスモードでのバイアス印加ができるソースメーターを2台導入し、通常のソースメーターでは測定できない高精度な電流・電圧測定を可能にした。短時間でのバイアス印加により正確なデバイス特性の評価ができるようになり、通常の信頼度試験を社内で行えるようになった。同時に、PINダイオードの保護膜を評価するための金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)の測定も社内で行えるようになった。さらに、高温高湿環境で信頼度試験を行うため、恒温恒湿槽を備える信頼度試験評価用小型環境試験器を導入した。これにより、前工程(半導体素子製造)を除く組立・特性評価・熱特性評価・信頼度試験の全工程を社内で行える体制を構築した。
| 検査測定 | パルスモード評価用ソースメーター |
|---|---|
| 検査測定 | 信頼度試験評価用小型環境試験器(恒温恒湿槽を備える) |
新しい製品・サービス:200~300V耐圧品
信頼度試験の内製化により、試験コストは以前の5分の1以下に減り、試験時間も外注と比べて3分の1以下に短縮された。外注先の繁忙期に後回しにされることもなくなり、新製品の評価結果が社内に早くフィードバックされるため、製品開発のスピードも以前より倍増した。半導体素子の入荷時に耐湿性能の抜き取り調査を行うなど品質管理も強化され、一貫した品質管理体制が顧客の信頼につながって受注拡大にも貢献している。
今後の課題は、高耐圧品(500V以上)を必要とする海外通信インフラ市場向けの新製品開発である。技術的な難度は高いが、「小さな優良企業」の基礎を確立するため、グローバルなニッチ市場のトップを目指していく。
ものづくりをしたい
公式の事例集より(原文のまま)
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
株式会社キーエンスの画像寸法測定器IM-6700を導入し、技術担当者から操作方法の訓練を受けた。
効果:測定時間 5分→0.004分