価格競争力強化のための、新型自動塗装装置の導入による塗装技術の高度化と生産プロセスの見直し
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
株式会社津南油圧
成果溶接時間(270タイプ1本あたり) 100分→43分
| 事業者名 | 株式会社津南油圧 |
|---|---|
| 所在地 | 新潟県 津南町 |
| 業種 | 一般機械器具製造業 |
| 技術分野 | プラスチック成形加工 |
| 従業員数 | 56人 |
| 設立 | 1973年 |
津南油圧はバラ積み船に使われるハッチカバー開閉用シリンダの受注が多く、経営の柱となっている。輸送コストを下げるため船は大型化が進み、シリンダも大径化への対応が求められている。東日本大震災以降は、コンクリート構造物の解体に用いる破砕機メーカーA社のクラッシャー用シリンダの受注が増大しており、今後も続く見通しとなっている。
抱えていた課題
やったこと
ナローミグ溶接装置と、溶接装置を移動させるマニプレーターおよび回転ポジショナーを導入・設置し、溶接方法を従来の開先溶接から狭開先溶接へ切り替えた。狭開先溶接は従来の方法より溶接ワイヤの使用量を少なくできるため、コスト低減と時間短縮に効果がある。A社のクラッシャー用シリンダの主力機種である270タイプでは、ナローミグ溶接装置を用いた狭開先溶接の許可が顧客から得られ、実際に導入している。現時点で狭開先溶接を使える大口径シリンダは限られているが、バラ積み船のハッチカバー開閉用シリンダなどへ対象を広げていく予定である。
270タイプの溶接時間は従来の100分から43分に短縮され、57%の削減となった。溶接ワイヤの使用量が減り、1本あたり879円、年間約350本で年トータル307,650円のコスト削減に成功した。シールドガスの使用量も減っており、実際の削減額はこれより多いと見込まれる。また残業代や照明・冷暖房・局所排気装置などの光熱費の削減にもつながっている。
今後も狭開先溶接を使える大口径シリンダを増やし、バラ積み船用などのシリンダでさらなるコスト削減と時間短縮を図る見込みである。東京オリンピック関連の建設や耐震基準を満たさない建造物の建て替え、制震ダンパの需要により、破砕機や制震ダンパ向けの大口径シリンダの受注は増加すると見込んでいる。
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
熱風装置付加キュポラを導入し、熱交換器で常温の風を高温の熱風に変えてキュポラ内に送り、熱効率を上げた。
効果:出湯温度 1,480℃→1,499℃