価格競争力強化のための、新型自動塗装装置の導入による塗装技術の高度化と生産プロセスの見直し
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
宮本警報器株式会社
成果生産ネックタクトが9秒短縮
| 事業者名 | 宮本警報器株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 新潟県 十日町市 |
| 技術分野 | 金属プレス加工 |
| 従業員数 | 130人 |
| 設立 | 1999年 |
国内の自動車部品は現地調達化が進んでいたが、円安により輸出競争力が高まり、国内生産回帰の方向に動いている。顧客は、開発した車両グリルの小型化に対応した音圧UPホーンを低コストで量産し、安定供給することを求めている。品質とコストで優位性が認められれば、グローバルにも採用される可能性がある。
抱えていた課題
やったこと
作業者が6部品を手で位置決め供給して組立・加工していた工程を、部品供給から組立までを全自動で一貫して行うダイヤフラムAssy自動機として開発・導入した。部品の位置決めが難しく作業者の技能に頼っていた組付け作業は、ロボットとセンサを用いた技術で自動化し、コイル供給&ボディ供給自動機を開発・導入した。音圧アップ品を含む多品種のボビンAssy部品が組立可能な設備としてボビンAssy機を開発・導入した。各部品の組付け状態を検出する誤組付け検出などの不良発生防止機構を盛り込んだ。
新しい製品・サービス:音圧UPホーン
専用自動機の導入により生産ネックタクトが9秒短縮し、時間当たりの出来高は125%向上した。作業者の工数は74%削減され、人員は2.5名削減できた。組付けポカミスによる工程不良がなくなり、工程保証度が向上して品質が安定した。製造コストも74%削減され、製品のコスト改善につながった。
現在は車種ごとに仕様が異なるため従来製品と併用生産しているが、自動化対応製品でさらに生産性を高め、コスト低減と部品の共有化を顧客に提案することで、車両コスト削減に貢献し、顧客との関係がより盤石になることが期待される。
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
これまで廃棄していた砂を回収し、今回導入した再生装置で砂のまわりと表面を綺麗にして再利用できるようにした。