ものづくり補助金平成24年度石川県

赤外発光撮影による太陽光パネルの非破壊劣化診断手法の開発と確立

株式会社成宏電機

この事例のポイント

  • 太陽光発電設備は導入が爆発的に進んでいるが、関心は売電量に集中し、納入後の保守が未発達である。
  • 太陽光パネル自体から発する赤外光を撮影する装置を開発した。
  • 安価な太陽光パネル劣化診断装置の原型が完成した。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社成宏電機
所在地石川県 小松市
業種電気機械器具製造業
技術分野切削加工
従業員数29人
設立1977年

事業の背景

自然エネルギー需要の高まりなどから、太陽光発電設備の導入が爆発的に進んでいる。一方で関心は売電量に集中しており、納入後の保守は未発達である。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力太陽光発電設備は導入が爆発的に進んでいるが、関心は売電量に集中し、納入後の保守が未発達である。
  • 品質・精度現地で太陽光パネルを評価する最適な手法が乏しい。

やったこと

太陽光パネル自体から発する赤外光を撮影する装置を開発した。実際に太陽光パネルから発光する波長の周波数帯を撮影・分析し、ターゲットとする周波数(波長)領域を絞り込んで、その波長領域にターゲットを絞った測定系を構築した。測定した発光量と太陽光パネルの発電能力との関連性を評価するため、発光量と発電能力との因果関係や相関関係を定量的に評価した。その結果をもとに、最適なカメラ及び電源の選定並びに最適撮影条件の絞り込みを行い、安価に赤外光を捉える装置を開発した。

新しい製品・サービス:太陽光パネルの非破壊劣化診断装置(赤外発光撮影による)

事業の効果

安価な太陽光パネル劣化診断装置の原型が完成した。これにより従来は1枚ずつ評価していた劣化診断を、現地で非破壊のまま連続的に評価できる足がかりを得た。今後は研究を重ね、太陽電池保守市場に加え、太陽光発電設備を設置した工事業者が自社の工事品質を確認・保証することにも寄与していきたいとしている。

今後の展望

研究を重ね、太陽電池保守市場や工事業者の工事品質確認・保証への寄与を目指す。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成24年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。