特殊ストレッチ織物等の効率的な製織技術の開発
ストレッチ糸や超極細糸、フィルム扇平糸のタテ糸つなぎに、結び目を安定して形成し一定張力でつなげるタイイングマシン(自動タテ糸つなぎ機)を導…
株式会社降矢技研
成果加工率に対する磁性変態の発生 30%→70%
| 事業者名 | 株式会社降矢技研 |
|---|---|
| 所在地 | 山梨県 笛吹市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 鍛造 |
| 設立 | 1977年 |
電子部品や通信機器、生体・医療機器の分野では、磁性を持つ部品が機器全体の機能に悪影響を及ぼす場合があり、非磁性のねじや部品へのニーズがある。コンピュータのハードディスクやスマートフォンなどの小型化・大容量化に伴い非磁性・高強度ステンレスねじのニーズもあるが、市場には供給がない。現状ではハードディスク、スマートフォンのグローバル市場における国内メーカーのシェアは10%足らずである。
抱えていた課題
やったこと
温間伸線装置の試作開発として伸線機を改造し、高強度且つ非磁性ステンレス鋼線(細線)を作れるようにした。温間成型装置の試作開発として、ヘッダーマシンとローリングマシンをそれぞれ改造し、マイクロねじの温間成型を試みた。試作設備を使って温間伸線とねじの温間成型加工を実施し、検証した。ねじの評価試験も実施した。温間域(誘起マルテンサイト抑制域)で加工すると変形抵抗を約20%軽減でき、切削加工域や室温では困難だった精密・複雑形状・高強度・非磁性のマイクロパーツの加工が可能になった(ラボ実験で確認)。
新しい製品・サービス:非磁性高強度オーステナイトステンレス細線およびねじ等の非磁性高強度部品
温間伸線装置の試作開発により、オーステナイトステンレス鋼を使った高強度且つ非磁性のステンレス製品の製作に道が開けた。温間伸線では加工率約70%でもほぼ非磁性を保ち、冷間伸線の挙動とも整合性が確認された。今後は試験結果をもとに設備導入し、新製品の需要に見合った生産が可能になる見込みである。温間成型装置は想定温度域までの昇温に至らなかったが、ヒーターの設置箇所や容量、潤滑油回路の見直しで解決できる目処が立っている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
1977年設立以来、ネジ加工の延長で非磁性・高強度ステンレスねじを次の事業と位置付け、海外に奪われた量産品からの転換を経営上の課題として説明している。
ハードディスク・スマートフォンのグローバル市場で国内メーカーのシェアは10%足らずで、非磁性・高強度ねじは市場に供給がないと外部環境を示している。
切削加工の切粉ロスや量産性の悪さを課題として挙げ、温間加工で変形抵抗を約20%軽減できると解決策と数値を示している。
目標TS約1,000MPa、加工率70%、変形抵抗約20%軽減などの技術目標はあるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
社長の経歴や海外との共同開発に触れているが、補助事業を遂行する人員配置や事務体制について具体的な記述はない。
電子部品・通信機器・生体医療、ハードディスクやスマートフォンなど顧客分野を挙げ、非磁性ねじへのニーズと選ばれる理由を説明している。
伸線機・ヘッダー・ローリングマシンの改造から検証までの工程①〜⑤は示されているが、中長期スケジュールや昇温未達への解決時期は明確でない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
非磁性かつ高強度のステンレスマイクロねじは市場に供給されていないと述べ、誰も作れない製品を極める方向を示している。
海外シェアや市場ニーズには触れているが、経済波及効果や雇用創出などの国が補助する積極的な理由はわずかにうかがえる程度である。
切削加工のコストや材料ロスの課題は示されているが、補助金額に対する付加価値増加や生産性向上の数値は示されていない。
温間加工による精密・複雑形状部品の製造を可能にしたと述べ、生体医療やEV部品など新分野への展開も視野に入れている。
生体医療・ロボット関節・電気自動車部品など成長分野への参入を視野に入れているが、日本経済の構造転換への言及はない。
山梨県笛吹市に立地する企業と記載されているが、地域の特性を活かした付加価値創出や雇用への言及は読み取れない。
高強度ステンレスねじ(部品)の量産化は本装置の試作開発により確実となった。非磁性の供給も温間成型装置の不備解決により可能になる見込みである。医療分野(骨の接合ねじ、インプラント用ねじ)、ロボットの関節ステッピングモーター軸、電気自動車部品などへの参入も視野に実験を続ける。
ストレッチ糸や超極細糸、フィルム扇平糸のタテ糸つなぎに、結び目を安定して形成し一定張力でつなげるタイイングマシン(自動タテ糸つなぎ機)を導…
軽量化のため、通常は鋳物(鉄)を使う本体にアルミ材を用いた。
放水形態を広角から棒状まで切り替えられる独自機構のからくりノズルを開発した。
効果:遠近距離から15〜20メートル先の広い火元に対応