電力の安定供給を可能とする水車機能を有したインライン型マイクロ水力発電装置の開発
永久磁石を利用した低回転でも効率のよい発電機(特許第5619522号)を活用し、インライン型マイクロ水力発電装置を開発した。
効果:最大出力(1.5kW機) 1.5kW→1.935kW
株式会社アズマ工機
成果光径 300マイクロメートル→35マイクロメートル
| 事業者名 | 株式会社アズマ工機 |
|---|---|
| 所在地 | 山梨県 甲府市 |
| 業種 | 一般機械器具製造業 |
| 技術分野 | 電子部品・デバイスの実装 |
| 従業員数 | 125人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1973年 |
同社は1973年創業の機械装置・自動化装置の製作会社で、主力は三次元光造形機である。3Dプリンター市場は事業用、大学、研究機関用などで拡大している一方、極小微細分野は一部の高額装置のみが対応していた。同社は一般市場で競合しない先端研究のマイクロ流路や医療MEMS分野などに狙いを定めた。
抱えていた課題
やったこと
UVランプ光源を半導体レーザーに変更し、エネルギーを確保しながら光径を100マイクロメートル以下に絞る光学系を確立した。半導体レーザーの355ナノメートル短波UVパルス光をミラーで最終コリメータレンズに導入し、コンパクトな照射構造で組付調整を簡素化した。光学系の見直しと改良により最小径35マイクロメートルを達成した。振動や衝撃に対応した反射ミラーやコリメータ、アクチュエータを確立し、正確で高速性のある制御ソフトを開発した。従来機の構成を見直して超小型化し、部品の軽量化と部品点数の大幅削減に取り組み、試作装置を製作した。
新しい製品・サービス:半導体レーザーを用いた極小微細モデル専用の小型3Dプリンター。デスクトップ型で省スペースに利用でき、比較的安価で微細さと精度を追求した装置。
半導体レーザーの採用と光学系の改良により、極小微細モデルに特化した小型で扱いやすい3Dプリンターを開発した。最小光径は従来の300マイクロメートルから35マイクロメートルに縮まり、高い精度を確保した。大学や研究機関の実験研究分野での市場獲得をめざす。展示会などでの披露や外部評価を経て改良を重ね、2015年12月からの展示会披露を計画している。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来の特殊機械製作と、15年前から製品化した三次元光造形機の技術を土台に極小微細3Dプリンターを開発しており、過去の取組との一貫性が読み取れる。
大手が手がけない極小微細モデルに絞り、硬化幅1ミリ以下も可能と述べており、競合との差別化と自社の光学系技術の強みが具体的に読み取れる。
現状の微細モデル製品は高級品か精度不足が多いという課題認識と、2015年12月からの展示会披露計画は読み取れるが、売上などの成長目標は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
技術者が開発に取り組んでいることは書かれているが、人員数や事務処理体制など遂行体制の具体性は薄い。
研究者や設計者が手元で制作できる身近な3Dプリンターとして、マイクロ流路や医療MEMS分野を想定し、大学・研究機関を対象に明確に位置付けている。
外部評価を経て改良し2015年12月に展示会で披露する計画が示されているが、課題解決の方法や詳細なスケジュールは限定的。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
UVランプの光径限界300マイクロメートルに対し、半導体レーザー化で最小径35マイクロメートルを達成したと数値で示され、同分野で高精度を追求している。
大学や研究機関の実験研究分野での市場獲得をめざすとあるが、経済波及や雇用創出など国が補助する積極的理由は読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
半導体レーザーと高速化に対応した制御ソフトを組み合わせた点は技術面の工夫として読み取れるが、サプライチェーンへの波及は書かれていない。
マイクロ流路や医療MEMSなど成長が見込まれる分野を狙う方向はうかがえるが、日本経済の構造転換への言及はない。
甲府市で創業した事業者であることはわかるが、地域の特性を活かして雇用や地域経済を牽引する内容は書かれていない。
2015年12月から展示会などで披露し、事業の製品モデル作成や製品開発、大学・研究機関での教育用、実験用などの現場での活用を見込む。
デスクトップ型の省スペースで手軽に利用できるサイズで、比較的安価ながら微細と精度を追求した装置なので、事業の製品モデル作成、製品開発や大学・研究機関での教育用、実験用などの現場で活用してもらえると思います
公式の事例集より(原文のまま)
永久磁石を利用した低回転でも効率のよい発電機(特許第5619522号)を活用し、インライン型マイクロ水力発電装置を開発した。
効果:最大出力(1.5kW機) 1.5kW→1.935kW
関連論文を読み込み、青色の可視光を使えば水中での無線通信が可能だと考えて開発を始めた。
医師、患者、医療機器販売業者から既存機器の課題や改良点を聞き取り、その内容をもとに開発仕様を作成した。