ものづくり補助金平成24年度長野県

次世代液晶パネル点灯検査用信号発生装置の開発・試作

株式会社ちくま精機

成果対応解像度 4K→8K

この事例のポイント

  • リーマンショック前年の2007年に受託先事業部門の海外移転で売上高が激減し、2009年には同社最悪の決算となった。
  • 次世代液晶ディスプレイ用の液晶点灯検査装置に必要な高速伝送品質技術を確立するため、高性能オシロスコープを導入し、接続ケーブル等の伝送線路の解析評価を行った。
  • 対応解像度 4K→8K。スーパーハイビジョン(8K UHD)に対応可能という実績により、既存顧客の製品の継続使用を図るとともに、新たな顧客の獲…

事業者のプロフィール

事業者名株式会社ちくま精機
所在地長野県 安曇野市
業種電気機械器具製造業
技術分野電子部品・デバイスの実装
従業員数154人
資本金4,500万円
設立1969年

事業の背景

創業以来、ウォッチ、プリンタ、プロジェクタなど精密電子機器の受託生産を主力として順調に伸びてきた。2007年に受託先事業部門の海外移転で売上高が激減し、2009年には同社最悪の決算となった。自社開発した液晶パネル点灯検査装置は大手電機メーカーに2010年に、大手液晶ディスプレイメーカーに2012年に大量納入され、高い評価を得ている。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力リーマンショック前年の2007年に受託先事業部門の海外移転で売上高が激減し、2009年には同社最悪の決算となった。
  • 新製品・新技術次世代液晶ディスプレイとして開発が進むスーパーハイビジョン(8K UHD)に対応する液晶点灯検査用信号発生装置で、伝送品質の安定化が最大の課題だった。

やったこと

次世代液晶ディスプレイ用の液晶点灯検査装置に必要な高速伝送品質技術を確立するため、高性能オシロスコープを導入し、接続ケーブル等の伝送線路の解析評価を行った。その結果、信号伝送品質の安定化を実現した。試作機の開発を行い、既存品では計算上4K相当の解像度までの対応だったが、試作品ではスーパーハイビジョン(8K UHD)の点灯ができるようになった。

新しい製品・サービス:次世代液晶ディスプレイ用の液晶点灯検査用信号発生装置(スーパーハイビジョン8K UHD対応)

事業の効果

  • 対応解像度 4K→8K

スーパーハイビジョン(8K UHD)に対応可能という実績により、既存顧客の製品の継続使用を図るとともに、新たな顧客の獲得を目指す。信号伝送品質の安定化により、検査装置開発競争で優位に立つことが期待される。

今後の展望

中小型液晶ディスプレイの高精細化が進む中で、既に8K UHD対応の実績を活かし、新たな顧客の獲得を目指す。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成24年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。