ものづくり補助金平成24年度長野県

高耐圧プラスチックボンベの開発

株式会社フロンティア

この事例のポイント

  • 金属製の医療用酸素ボンベや車載用LPガスボンベは重く扱いにくく、コストも高いことが課題だった。
  • コア技術である二軸延伸ブロー技術をベースに、樹脂製大型耐圧容器が成形可能な成形機を新規に設計製作した。
  • 樹脂製大型耐圧容器を成形できる成形機の開発により、PEN製40Lボトルの成形に成功し、低コストで高耐圧用樹脂ボンベを製造する足掛かりを得た。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社フロンティア
所在地長野県 上田市
業種はん用機械器具製造業
技術分野プラスチック成形加工
従業員数35人
資本金4,800万円
設立1994年

事業の背景

当社は国内初の2ステージ法二軸延伸ブロー成形機を開発して以来、ペットボトルやプラスチックボトルを製造する機械の開発・製造・販売を手がけてきた。国内のペットボトル成形機は同社を含む千曲川沿いの3社がほぼ独占している。消火器や酸素ボンベなど金属製品のプラスチック化に対する需要が高まっていた。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力金属製の医療用酸素ボンベや車載用LPガスボンベは重く扱いにくく、コストも高いことが課題だった。

やったこと

コア技術である二軸延伸ブロー技術をベースに、樹脂製大型耐圧容器が成形可能な成形機を新規に設計製作した。この成形機用に金型を製作し、PEN製40Lボトルを成形した。これにより低コストで高耐圧用樹脂ボンベを製造する足掛かりをつかんだ。

  • 加工機樹脂製大型耐圧容器成形用二軸延伸ブロー成形機
  • 金型PEN製40Lボトル成形用金型

新しい製品・サービス:高耐圧プラスチックボンベ(樹脂製ボンベ)

事業の効果

樹脂製大型耐圧容器を成形できる成形機の開発により、PEN製40Lボトルの成形に成功し、低コストで高耐圧用樹脂ボンベを製造する足掛かりを得た。これにより軽量で低コストなボンベを製造する技術の確立に近づいた。今後は医療用酸素ボンベや車載用LPガスボンベ市場の獲得を目指す。

今後の展望

LPガス用プラスチック容器の認可を見込み、数年後の国内生産をめざして成形機の開発を進めている。

事業者の声

金属からプラスチックへ

公式の事例集より(原文のまま)

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成24年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。