多品種・小ロット鋳造製品の生産性向上のための設備投資事業
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
株式会社マスターマインド
| 事業者名 | 株式会社マスターマインド |
|---|---|
| 所在地 | 長野県 塩尻市 |
| 業種 | 情報通信機械器具製造業 |
| 技術分野 | 動力伝達 |
| 従業員数 | 20人 |
| 資本金 | 3,300万円 |
| 設立 | 1993年 |
1993年創業で、当初はフロッピーディスクやCDなどの情報記録媒体のコピー装置やシステムを開発・製造・販売していた。CDへの印刷需要をきっかけにフラットベッド・インクジェットプリンタを開発し、客先ごとに作り込んできた。現在はフードプリンタが売上の7割を占め、世界トップクラスのシェアを持つ。一方で研究開発費は成果が保証されず、中小の開発型企業には負担が重いため、特許は一時30〜40件あったものが現在は10件程度に減っている。
抱えていた課題
やったこと
既存品の改良では対応しきれない、円筒形容器の側面全周に直接印刷するプリンタの試作開発に取り組んだ。容器を回転させながら全周を印刷する方式により、高いデザイン性と品質の実現を目指した。計画に沿って試作開発を行い、目標性能を実現できることを実証した。
新しい製品・サービス:円筒形容器側面全周に直接印刷するプリンタ(多品種少量向け高付加価値容器印刷機)
容器を回転させながら全周を印刷する方式により、従来は一部に限られていた印刷面を全周に広げることができた。これにより高いデザイン性と印刷品質を実現できることを試作で実証した。多品種少量向けの高付加価値容器印刷機として市場を獲得することを目指している。数値で示された効果は本文にはない。
「あそこに頼めば何か出てくると思ってもらえる」よろず相談所的存在を目指し、ニッチな分野でインクジェット技術の市場を見出すため、今後も研究開発に力を入れていく。
何とか壁を超えたかった
公式の事例集より(原文のまま)
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
医療用人工股関節のボールとライナーに使うコバルトクロムモリブデン合金(コバリオン)の丸棒から球状に加工した。
効果:真球度(ボール) 70μm→5.1μm
多品種少量生産に対応した設備にすることで、原価低減と品質向上を両立させる体制を構築した。
効果:歩留まり 70%→85%