しょうゆ多品種少量生産体制の構築
多品種少量生産に対応した設備にすることで、原価低減と品質向上を両立させる体制を構築した。
効果:歩留まり 70%→85%
株式会社日誠イーティーシー
| 事業者名 | 株式会社日誠イーティーシー |
|---|---|
| 所在地 | 長野県 上田市 |
| 業種 | 輸送用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 切削加工 |
| 従業員数 | 35人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1980年 |
同社はモーターおよびコイル製品を家電、車載部品、医療機器、アミューズメント機器など多様な分野に供給しており、売上の9割をコイル事業が占めている。かつては量産品の受注が主体だったが、バブル崩壊で仕事が激減し会社存続の危機に直面した。中国などの海外製品とはコストで勝負できず、海外進出もリスクが大きいため、事業規模を縮小して数を追わず、日本になければ困る会社をめざす方針に転換した。
抱えていた課題
やったこと
車載モーター用ステーターの巻線と溶接(はんだ付け)を連続工程とするため、自動機や治具を試作・開発した。機械へのセットを自動化し、不良の発生を抑えた。次世代自動車ノイズ対策用の大容量チョークコイルの製造装置を開発導入し、既存設備では困難だった加工を可能にした。新たな機械装置により、品質・生産性で優位性の高い製品を供給できるようになった。
新しい製品・サービス:次世代自動車ノイズ対策用の大容量チョークコイル
車載モーター用ステーターの巻線とはんだ付けを連続工程の自動化ラインとしたことで、高品質、低コスト、リードタイム短縮を実現した。大容量チョークコイルの製造装置を導入したことで、品質・生産性で優位性の高い製品を供給できるようになり、市場獲得を目指す体制が整った。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
バブル崩壊後に量産から高品質・少量の専門メーカーへ転換し、日本になければ困る会社を目指す方針が一貫して示されている。
部材調達から巻線・組立、治具設計まで一貫対応し、不良が出ない設計提案や大手との共同研究で信頼を得ていると書かれている。
量産受注の激減という課題を認識し事業規模を縮小して方針転換したと書かれるが、今後の成長に向けた具体的な計画は示されていない。
高品質・低コスト・リードタイム短縮の目標は語られるが、数値による目標値や実現性の根拠は書かれていない。
従業員35人で、設計・製作から組立・完成まで社内で一貫して手がける体制が紹介されている。補助事業の遂行体制の詳細は不明。
家電・車載部品・医療機器など分野を挙げ、高品質と短納期に対応できる点が選ばれる理由として整理されている。
今後も助成金を活用し自動機開発に挑戦する考えがあるが、中長期の遂行方法やスケジュールは書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
100%品質が求められる巻線・ハンダ工程で不良を出さない設備を自社開発し、専門性で高水準の品質を図っている。
国内生産による高品質なものづくりを掲げるが、波及効果や雇用創出の規模は具体的に書かれていない。
不良削減や生産性向上の効果が定性的に示されるが、補助金額に対する付加価値増加の数値は書かれていない。
大手メーカーとの共同研究や自動機開発は見られるが、デジタル技術の活用やサプライチェーンへの貢献は書かれていない。
国内生産の高品質製品に特化する方針は示されるが、市場成長分野への進出や構造転換への言及は限定的。
上田市に立地し35人の雇用を持つが、地域資源の活用や地域経済の牽引についての記述は少ない。
同社は今後も助成金を活用し、最先端分野で求められる機能を実現する製品づくりのための自動機開発に挑戦していく考えである。
多品種少量生産に対応した設備にすることで、原価低減と品質向上を両立させる体制を構築した。
効果:歩留まり 70%→85%
マイナス55℃での現状の電源による動作確認を行い、低温では電源が動作しないことを把握した。
効果:消費電力 430W→125W
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。