南部鉄器の表面処理プロセスの強化による納期短縮化
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
株式会社つばくろ電機
| 事業者名 | 株式会社つばくろ電機 |
|---|---|
| 所在地 | 長野県 松川村 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 切削加工 |
| 従業員数 | 60人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1973年 |
同社は制御盤や配線盤の製作から始まり、省力化生産設備の設計・製造へと事業を広げてきた。リーマンショックの際は1年間ほとんど仕事がなかったが、その時期に自社製品の開発に取り組んだ。海外移転が進む中、日本に残って高付加価値のものづくりを目指し、2009年の展示会に6軸2関節ロボットを活用した拭取・表面貼付装置を出品した。
抱えていた課題
やったこと
バフ研磨の工程を自動化するため、3D画像処理技術とロボット化、当社のプログラミング技術を組み合わせた。作業環境を守るため、装置内をクリーンな環境に保つ構造とした。金属加工部品の表面仕上げ(バフ研磨)自動化装置を開発・設計・製作し、完成させた。
新しい製品・サービス:金属加工部品表面仕上げ(バフ研磨)自動化装置
バフ研磨の自動化により、作業者の熟練度や金属粉による作業環境の問題を解消し、人材不足への対応を目指している。納期遅れや品質確保の課題の改善も狙いとしている。装置を販売することで、金属部品市場での新規顧客の獲得と市場の活性化につなげる計画である。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来の電気技術を強みに制御盤から省力化設備へ事業を広げたと書かれ、一貫性はうかがえるが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
溶着技術やお客様の要望に応える独自性が強みとして書かれるが、市場動向との関係や競争優位の根拠は具体的に示されていない。
バフ研磨の人材不足・業者減少による納期遅れや品質確保の課題が明示され、自動化装置で解決する方向は読み取れる。
公開されている事例からは読み取れません。
30代半ばの技術者が中核を担う体制や、大学新卒を自前で育ててきた点が書かれ、体制はうかがえる。
バフ研磨は作業者の熟練度や金属粉による環境悪化が課題で、クリーン環境の自動化装置として製品価値は示されるが顧客ターゲットは曖昧。
2009年の展示会出品からの取組や平成24年度の開発経緯はうかがえるが、中長期のスケジュールや課題解決の方法は書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
バフ研磨の自動化装置を新規顧客獲得の対象とし、市場の活性化を目指すと書かれるが、普及度や高付加価値化の数値は示されていない。
地元の高校や高専のインターンシップを活用し、地元からの雇用に力を入れていると書かれ、地域雇用への貢献がうかがえる。
公開されている事例からは読み取れません。
ロボットと画像処理技術を組み込んだ装置開発を目指し、ロボット関連が全体の8割を占めると書かれ、デジタル技術の活用がうかがえる。
海外移転が進む中で高付加価値のものづくりを目指し国内に残ったと書かれ、構造転換との関連がわずかにうかがえる。
安曇野の地域で地元雇用に力を入れていると書かれ、地域の特性を活かした経済効果はわずかにうかがえる。
ロボットと画像処理技術を組み込んだ装置の開発を目指し、ロボット関連装置の受注を急速に伸ばしている。今後は主力に育つ分野として期待している。
もしまたリーマンのような状況が起きても、仕事があり、売上げは落ちても利益が出る体質づくりをしているつもり。それこそ人材の強化には力を入れていきたい
公式の事例集より(原文のまま)
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
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