CAD/CAMシステムの顧客との統一化と生産管理システム導入により、生産リードタイムを大幅に短縮し、受注と収益を拡大する計画
取引先の防振ゴムメーカーと同じCAD/CAMシステム(TOPSOLID)を導入し、データを共有できるようにした。
効果:生産計画の先行期間 1週→24週
株式会社鬨一精機
成果プログラム作成にかかる時間を従来の3分の1に短縮
| 事業者名 | 株式会社鬨一精機 |
|---|---|
| 所在地 | 長野県 松本市 |
| 業種 | はん用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 電子部品・デバイスの実装 |
| 従業員数 | 34人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1983年 |
株式会社関一精機は1983年に独立し、大型・重量物の高精度加工に特化している。製品分野は機械から医療機器までさまざまで、鋳物や製缶物のような基準決めや歪みの心配のある形状の加工にも実績がある。また、ものづくり会社では珍しく営業を重視しており、創業当時は社員7人のうち2人が営業社員で、現在も4人の営業マンが活躍している。同業他社との競争は厳しさを増しており、いかに速くプログラムを作り確実に動かすかが課題になっている。
抱えていた課題
やったこと
NCプログラムを自動作成し、加工前シミュレーションにより加工中に不具合が発生する可能性を完全に排除するシステムを開発した。マシニングセンター加工用のNCプログラム作成では、加工難度の高い穴加工について自動化・検証システムを導入し、データの一元管理からデータ配信システムも導入した。これにより機械の稼働を止めることなく事前にNCプログラムの検証を行う環境が整った。検索性も向上し、無駄な時間も削減された。
NCプログラムの自動作成と加工前シミュレーションにより、加工中の不具合の可能性を排除できる。多品種少量・一品加工用のプログラム作成時間は従来の3分の1に短縮され、24時間自動生産が可能になり、大幅なコストダウンが実現できる見込みである。検索性の向上により無駄な時間も削減された。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
社長が5年ごとの事業転換や営業重視を語り、設備投資で合理化する戦略が記載されているが、NCプログラム開発の位置づけは具体的に書かれていない。
営業マンが業界動向を持ち帰る点と、大型・重量物の高精度加工に特化する強みが書かれているが、市場データや競合比較はない。
プログラム作成時間を従来の3分の1に短縮し、24時間自動生産を可能にすると数字つきで課題と効果が書かれている。
プログラム作成時間を3分の1に短縮と記載があるが、付加価値額や賃上げの目標値は示されていない。
技術者育成に力を入れていると触れられているが、補助事業を遂行する人員や事務体制の具体的記述はない。
高付加価値のものづくりや得意な仕事を取る方針は書かれているが、顧客ターゲットやニーズの裏付けは示されていない。
NCプログラム作成システムの導入と検証環境整備は書かれているが、スケジュールや中長期の課題検証は記載がない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
多品種少量・一品加工で大型・重量物の高精度加工に特化しており、同分野で高い加工水準を持つと読めるが数値根拠は乏しい。
医療機器など分野は幅広いが、地域の雇用創出や波及効果など国が補助する積極的理由は記載されていない。
プログラム作成時間を3分の1に短縮し24時間自動生産を可能にすると記載があるが、補助金額対比の費用対効果は示されていない。
3Dモデルからの直接変換やシミュレーションによる自動作成が記載されるが、サプライチェーンへの貢献は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
長野県松本市の企業であることは書かれているが、地域特性を活かした雇用創出や成長牽引の記述は乏しい。
同じ仕事は5年で飯が食えなくなるというのが私の考え方。次の5年は何で飯を食うかを今から考え手を打っていかないと、設備も技術も後れを取る。そういう危機感で仕事をしています
公式の事例集より(原文のまま)
取引先の防振ゴムメーカーと同じCAD/CAMシステム(TOPSOLID)を導入し、データを共有できるようにした。
効果:生産計画の先行期間 1週→24週
既存の洗米浸漬工程に、洗米機の出口から落ちる米を数個に分けて受け、適正な時間の後に一気に排水するジャンボックス(浸漬槽)を導入した。
外径160ミリ、導体径0.8ミリのエナメル線で、巻線層数26層、巻数1,404回のコイル製作に成功した。
効果:巻線作業の工数 20分→5分