画像式異物除去装置・殺菌機導入による品質向上と販路拡大
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
株式会社共栄製作所
| 事業者名 | 株式会社共栄製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 神奈川県 秦野市 |
| 業種 | はん用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工,測定計測 |
| 従業員数 | 75人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1955年 |
株式会社共栄製作所は、大型ベアリング用の「ころ」を創業以来一貫して製造している。ころには球面ころ、円筒ころ、円錐ころの3種類があり、長年大手メーカーへの納入を続けてきた。最近は注文が多く、工場をフル稼働させて生産している。国内にはころを製造する企業が少なく、鍛造加工で製造する企業はほとんどないとされる。一方で、より安価な海外製のころを仕入れる動きが顕在化してきている。
抱えていた課題
やったこと
鍛造工程の設備導入に補助金を使った。傷をつけないようにする新しい供給装置と、傷に対応するための機能を付けた排出装置を導入した。これにより鍛造加工による円錐ころの生産が可能になり、生産スピードが上がった。平成24年から26年の補助金では、製造したころの研磨をするための設備を導入し、充実を図った。
| 加工機 | 鍛造工程の供給装置(傷をつけない新しい供給装置) |
|---|---|
| 加工機 | 鍛造工程の排出装置(傷に対応する機能付き) |
| 加工機 | ころの研磨設備 |
新しい製品・サービス:鍛造加工による円錐ころ
鍛造加工で円錐ころを生産できるようになり、生産スピードが上がった。研磨工程をかけられるころは球面ころに限られているが、今後は他のころにも広げる方針である。月産250万個の生産スピードと品質管理は強みとされている。今後は鉄道や発電所関連への展開を積極的に進める。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来ころ一筋で、補助金を平成24〜27年度と4年連続で使い研磨・鍛造設備を段階的に導入しており、一貫した取組が読み取れる。
国内にころ企業が少なく鍛造ころを手がける企業もほぼないと強みを示し、安価な海外製への対抗として品質訴求を掲げている。
鍛造は品質が低く旋削は時間がかかるという課題を、傷防止の供給装置と排出装置の導入で解決し生産スピードを上げたと書かれている。
月産250万個の生産規模は書かれているが、付加価値額や賃上げの目標値は示されていない。
従業員75名で長年大手メーカーへ納入し工場をフル稼働させていると書かれ、体制はうかがえるが事務処理能力の記述は薄い。
ころの品質と国産であること、鉄道や発電所関連への注力という顧客ターゲットと選ばれる理由が明示されている。
円錐ころの大型化や研磨の他ころへの拡大を構想段階として挙げているが、スケジュールや解決方法は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
鍛造で円錐ころを作る取組は技術的制約があり、同分野で高い品質や生産性を追求していることが読み取れる。
鉄道や発電所関連への展開は述べられているが、波及効果や雇用創出など国が補助する積極的理由は書かれていない。
補助金で鍛造工程と研磨工程を導入し生産スピードを上げたとあるが、投入額に対する費用対効果の数字は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
秦野市の本社を拠点に国産ころを製造する点は読み取れるが、地域の雇用や経済成長への言及は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
研究開発を進め、さらに大きな円錐ころも製造できる体制を目指す。国産であることと品質を前面に出し、安価な海外製品に対抗していく。
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%