価格競争力強化のための、新型自動塗装装置の導入による塗装技術の高度化と生産プロセスの見直し
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
株式会社ビー・アイ・テック
成果成形1個あたりの時間 360分→30分
| 事業者名 | 株式会社ビー・アイ・テック |
|---|---|
| 所在地 | 岐阜県 岐阜県各務原市 |
| 業種 | 技術サービス業 |
| 技術分野 | プラスチック成形加工 |
| 設立 | 2003年 |
2003年の創業以来、航空宇宙の開発技術を応用した炭素繊維強化PEEK樹脂複合材による人工股関節ステムの研究開発に取り組み、設計・研究試作や特許出願、成型ノウハウの蓄積を進めてきた。国内産業界の複合材製品の設計力向上を目指して設計法の教育や訓練、コンサルティングや個別案件の設計請負も行っている。熱可塑性複合材の成形は主にオートクレーブ法が採用されており、ヨーロッパでは PEEK樹脂の超流動性を活用した製品が現れていた。
抱えていた課題
やったこと
PEEK樹脂の超流動性(チキソトロピー)を活用し、炭素繊維強化PEEK樹脂複合材用の高速・高性能プレス成形装置を開発した。加圧ボールネジとサーボモータによる加圧機構、プリヒーターと加圧成形ヒーターを備えた装置を試作し、試験したところ約30分に1個の生産が可能だった。金型の冷却が時間の大部分を占めるため、空冷・水冷の冷却装置を組み合わせれば成形時間を大幅に短縮できると判断された。同形状の供試体をオートクレーブ法と比較したところ、破壊靭性値GIIcはオートクレーブ法が1.396kJ/m2、高速プレス法が1.370kJ/m2で同等の強度が得られた。X線による内部検査では気泡(ボイド)がなく、高品質の熱可塑性複合材製品が得られることを確認した。
新しい製品・サービス:炭素繊維強化PEEK樹脂複合材用の高速・高性能プレス成形装置
開発した高速プレス装置では、オートクレーブ法で約6時間かかっていた成形工程を約30分に1個の生産まで短縮でき、冷却装置の追加により数分内での成形を目指している。破壊靭性はオートクレーブ法と同等で、内部検査でも気泡がなく高品質の製品が得られた。医療用の骨固定具(先端部補強用プレート)の試作では製品品質が非常に良好で、大量生産時のばらつきも少ないと予想され、量産に適した装置であることが確認された。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
オートクレーブ法の長時間成形が課題で、高速プレス装置の開発が生産性向上の取組として位置付けられている。経営戦略との関係は明示されていない。
PEEK樹脂の超流動性を活用する技術的特徴はうかがえるが、市場動向や自社の強み・弱みに関する記述は読み取れない。
オートクレーブで素材投入から取出しまで約6時間を要するという課題を示し、30分に1個の成形速度へ改善、数分への短縮を計画している。
成形時間の短縮や運転経費の削減を目指す記述はあるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
骨固定具の試作で品質が良好と予想され、大量生産に適するとしているが、顧客ターゲットや選ばれる理由は整理されていない。
今後の課題として全自動化、数分成形、大型装置への対応を挙げているが、スケジュールや解決方法は具体化されていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
超流動性を持つPEEK樹脂の高速成形は近年報告された特性で、ヨーロッパの事例を除き普及は限定的と読み取れる。
骨固定具や人工股関節への適用という医療分野の用途はうかがえるが、波及効果や雇用創出の記述は薄い。
成形時間の短縮とオートクレーブ運転経費の削減が目的とされるが、補助金額に対する費用対効果の数値は示されていない。
高速プレスという新しい成形手法はうかがえるが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は具体的に書かれていない。
高性能樹脂複合材の高速成形という成長分野への関わりはうかがえるが、構造転換への言及はない。
公開されている事例からは読み取れません。
今後は装置の諸改良により30分に1個の状況から数分内での成形を実現し、量産を想定して装置運転を含む成形工程の全自動化を図る。現状は100×100mm程度以内の成形を対象としているため、大型の高速プレス成形装置の開発も進める予定である。
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
熱風装置付加キュポラを導入し、熱交換器で常温の風を高温の熱風に変えてキュポラ内に送り、熱効率を上げた。
効果:出湯温度 1,480℃→1,499℃
平成24年度補正ものづくり中小企業・小規模事業者試作開発等支援補助金を活用し、金型製造用としてマシニングセンター(MC)と、MCの加工プロ…
効果:金型内製化率 30%→60%