マイクロ流路チップ製造用高精度金型製作の設備導入と試作開発
数ミクロンレベルの精度が要求される加工に対応するため、暖機運転や補正に頼らず絶対的な精度を保てる立形マシニングセンタを導入した。
株式会社アルプスサイン
| 事業者名 | 株式会社アルプスサイン |
|---|---|
| 所在地 | 岐阜県 高山市 |
| 業種 | 総合工事業 |
| 技術分野 | 部材の締結 |
株式会社アルプスサインは、道路区画線や道路標識、ガードレールなど交通安全施設の工事を手がける建設会社として創業した。ライン幅に溝を切り塗料を流し込む「LL(ロング・ライフ)ライン」で特許を有している。屋外広告サイン事業や太陽光発電を利用したLED街路灯事業など、「社会の安全」を共通テーマとした新事業にも積極的に取り組んでいる。海難事故の捜索では目視が主流で、新しい探索手段の開発は進んでいなかった。
抱えていた課題
やったこと
道路調査の空撮飛行の経験から、ハイパースペクトルカメラを用いた海上遭難者探索装置を発案した。スペクトル研究に詳しい北海道科学大学の教授と共同で試作開発に取り組んだ。装置に搭載する対象物探索プログラムの開発は東京大学先端科学技術センターに委託した。約1年の試行錯誤の後に試作品が完成し、教師データとして人の皮膚、衣類、ウェットスーツ、ライフジャケット、ブイ、板の分光情報を登録した。装置は撮影画像の分光情報を リアルタイムで解析し、該当する分光情報を検出するとアラームとともに検出箇所をモニター上に示す。神奈川県の湘南海岸上空の実証実験では、上空約150メートルから撮影した画像で、海上に浮遊する人の皮膚、ライフジャケット、ロープの情報を検出することに成功した。
新しい製品・サービス:海上遭難者探索装置「Beam Eye(ビーム・アイ)」
海上遭難者探索装置「Beam Eye」は2014年12月に製品と技術内容について特許を取得し、本体セット価格は2,000万円(税別)で発売された。2015年9月時点では販売実績はまだないが、大手商社から技術協力の依頼を受けるなど明るい材料も出始めている。海難事故発生時の人命救助に寄与する新技術として、普及には多くの人に興味を持ってもらうことが鍵になっている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
道路区画線など建設業から、交通安全・社会の安全を共通テーマに新事業へ展開したとあり、過去の取組との一貫性は読み取れるが、経営戦略上の位置付けは具体的に書かれていない。
ハイパースペクトルカメラの海難探索分野は世界初で手つかずだったとあり、競争優位の源泉は読めるが、市場規模や自社の経営資源の強み・弱みの記載は薄い。
初動捜索が目視中心で遭難者の早期発見に至らないケースが多いという課題認識はうかがえるが、事業計画による高付加価値化や成長の道筋は書かれていない。
販売実績は2015年9月時点でまだなく苦戦とあり、付加価値や賃上げの目標値は書かれていない。
佐島教授との共同開発や東京大学への委託など外部連携体制は書かれているが、社内の人材や事務処理体制の記載は薄い。
本体セット価格2,000万円、教師データの対象(人の皮膚・ライフジャケット等)、上空約150mでの検出成功など、製品価値と用途が具体的に読み取れる。
約1年の試行錯誤後に試作完成、2014年12月に特許取得、今後は山岳遭難への応用とあり、段階的な進め方は読み取れるが具体的な期限や課題解決策は薄い。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
海難探索へのハイパースペクトルカメラ応用は世界初で研究が手つかずの分野と明記され、新市場性が具体的に読み取れる。
海難事故の遭難者の早期発見・救助という公共性は読めるが、波及効果や雇用創出などの国が補助する理由は具体的に書かれていない。
補助金投入額と付加価値増加や生産性向上の関係を示す数値は書かれておらず、費用対効果はわずかにうかがえる程度。
ハイパースペクトルカメラによるリアルタイム分光解析で遭難者を検出する先端技術の活用と、海上救助への貢献が具体的に読み取れる。
防災・救助分野への進出とされるが、日本経済の構造転換への言及はわずかにうかがえる程度。
公開されている事例からは読み取れません。
画像解析情報の高精度化に取り組むとともに、関係機関への営業活動を積極的に行い、早期の社会導入をめざす。今後は山岳遭難などへの応用を進め、交通分野など広く地道な営業・広報活動を続ける。
海難事故発生時の人命救助に寄与する新しい技術として、いかに多くの人に興味を持ってもらえるかが普及の鍵。今後は山岳遭難などに応用し、交通分野など広く地道な営業・広報活動を続けていきたい
公式の事例集より(原文のまま)
数ミクロンレベルの精度が要求される加工に対応するため、暖機運転や補正に頼らず絶対的な精度を保てる立形マシニングセンタを導入した。
医師、患者、医療機器販売業者から既存機器の課題や改良点を聞き取り、その内容をもとに開発仕様を作成した。
厨房用鉄器を高周波電気炉で溶製し、片状黒鉛鋳鉄の炭素量を3.5%から4.0%に、ケイ素量を2.4%から3.3%に変更して黒鉛形状がA型、C…
効果:ショットブラスト処理により鋳肌表面の黒鉛開口が閉塞し、泡欠陥の発生が低下した。