金型用圧縮バネ等の電着塗装化の試作と小型・多色対応可能な専用設備の開発
水溶性の塗料に電気を流して金属の代わりに塗料を付ける、めっきと同じ原理の電着塗装を導入した。
有限会社パパラボ
| 事業者名 | 有限会社パパラボ |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県 浜松市 |
| 業種 | 業務用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 組込みソフトウェア |
| 従業員数 | 6人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 2001年 |
パパラボは平成13年設立のベンチャー企業で、加藤誠社長は光電子デバイスメーカー勤務時代に計測用カメラや医療機器の開発を担当していた。同社のコア技術は、人が目で見た色を正確に再現する視覚再現カメラで、静岡大学の下平研究室が開発した視覚全色域カメラの技術を応用したものである。現在の色彩測定では分光色彩計が主流だが、狭い測定範囲の平均値を数値化する方式のため、柄やメタリック塗装には適さないとされる。
抱えていた課題
やったこと
カメラ方式の二次元色彩計を開発し、カメラで測定対象物をとらえて画像データとして処理する方式とした。フレーム構造を採用し、覆面パネルを取り外せば生産ラインに組み込めるようにした。撮影した画像の色情報を分析し、校正するソフトも新たに開発した。面全体の色情報に加えて画像としての情報も保存でき、測定を重ねることでデータベースの構築も可能にした。
新しい製品・サービス:カメラ方式の二次元色彩計
化粧品メーカーに採用されたことで行き詰まりを脱し、日系メーカーからも注文が入るようになった。自動車業界では樹脂部品と鋼板の微妙な色の差を測定する色合わせ装置や塗装のインライン検査に採用が広がった。色彩検査を数値化したことで経験や勘に頼らず評価でき、品質の安定化に貢献する。印刷業界の検査装置としての用途も期待されている。
印刷業界の検査装置としての用途も有望だという。食品パッケージの印刷品質を高いレベルに維持する面でも貢献できると期待されている。
最初に採用してくれたのは外資系化粧品メーカーだった
公式の事例集より(原文のまま)
水溶性の塗料に電気を流して金属の代わりに塗料を付ける、めっきと同じ原理の電着塗装を導入した。
内面研削工程に、従来の内径研磨盤に代えてNC内面研削盤を導入した。
効果:加工時間 48秒/本→40秒/本
ジルコニア素材の技工物をCAD/CAMで設計し、最終形態に近い形状に削り出したうえで、焼結・着色・最終仕上げまでを自社で行う体制を構築した。
効果:総作業時間 286分→256分