回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社群馬中央義肢
成果足型計測時間 60分→10分
| 事業者名 | 株式会社群馬中央義肢 |
|---|---|
| 所在地 | 群馬県 高崎市 |
| 業種 | 業務用機械器具製造業 |
| 従業員数 | 8人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 2015年 |
当社は不慮の事故・疾病・先天性欠損などで身体の一部を欠損・障害を負った人のため、義肢や装具をオーダーメイドで製造している。近年、腰や膝、足などの関節に痛みのある方、外反母趾・扁平足の方、立ち仕事の方などを対象に、骨格のバランスをインソールで整えることへの関心が高まっている。十分な効果を得るには一般的な製品では不十分で、オーダーインソールへの期待も高まっている。
抱えていた課題
やったこと
CAD/CAMによるインソール製作システム(三次元シャーム計測機、足底圧測定機footscan一式、切削機一式)を導入し、内製化を図った。被験者の足を測定・採型し、三次元シャーム計測機でデータ化したうえで、各被験者の足底の症状に合わせて削り残す部位、大きさ、形状などを設計した。柔軟性と弾力性を併せ持つ新材料、熱可塑性合成樹脂であるEVAの硬度50~70の3種類を選定し、被験者7人の各形状に合ったインソールを試作して3週間使用した後、社内でアンケートを実施し問題点を改善した。足底圧測定機では高密度センサーのプレートを用いてスタティックおよびダイナミックの詳細なデータを計測した。インソール専用切削機にデータを送り、材料をセットするだけで切削が終了するようにした。
| 検査測定 | 三次元シャーム計測機 |
|---|---|
| 検査測定 | 足底圧測定機 footscan |
| 加工機 | インソール専用切削機 |
| ソフト | インソール製作システム(CAD/CAM) |
新しい製品・サービス:EVA硬度50~70の熱可塑性合成樹脂を用いたオーダーインソール
CAD/CAMシステムの導入により、インソール製作時間が大幅に短縮され、納期も半減した。症状に適した硬度の素材を選べるようになり、既存の取引先病院への納期短縮や品質向上のアピール、専門外来や中堅病院への営業拡大につながる見込みである。データ管理により同じ製品を正確に再現でき、顧客データの検索も短時間で可能になった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
義肢・装具のオーダーメイド製造が本業と述べられ、インソール内製化は既存事業の延長と読めるが、経営戦略上の位置付けは具体的に書かれていない。
一般病院・スポーツ・フットケア専門外来への展開を目指すと書かれ、市場動向は述べられるが、競争優位の根拠は差別化ツールとしての記述にとどまる。
課題は多岐素材への対応困難と記載され、製作時間1足970分→約70分(約1/14)、納期半減など数字で高付加価値化・短納期化の効果が示されている。
足型計測時間や製作時間の目標と効果が数値で示され、5年後売上1,334万円の予測もあるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
従業員8人、設立2015年と記載があるが、補助事業を遂行する人材や事務体制について具体的な記述はうかがえない。
病院・スポーツ・フットケア専門外来という顧客ターゲットと、症状に適した硬度選択やデータ再現性という選ばれる理由が具体的に記載されている。
試作・3週間使用・アンケートによる改善など工程は書かれるが、中長期の課題検証や具体的スケジュールは読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
オーダーインソールは一般製品と比べ高水準の付加価値を狙う分野で、病院用40,000円など価格帯が示されており、高価格化の方向性が読み取れる。
高齢化や疾病対応への言及はあるが、雇用創出や波及効果など国が補助する積極的理由は具体的に書かれていない。
製作時間の大幅短縮(約1/14)や納期半減、石膏費・廃棄代の削減など費用対効果を示す数字が複数記載されている。
CAD/CAMや三次元計測・足底圧計測などデジタル技術の活用は読み取れるが、地域やサプライチェーン全体への貢献は具体的に書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
高崎市に所在する地域事業者であることは書かれるが、地域の特性を活かした雇用や経済成長への言及は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
専門外来への提案や中堅病院への営業を拡大し、事業開始後5年後の売上を1,334万円と予測している。競争が激化するインソール業界において、他社との差別化を図る。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
顧客の要求を満たすため、段取り、治具の製作、仕掛りスペース、待ち時間を減らす新型の複合加工機を導入することにした。
効果:部品1個の完成までの日数 3日→2日
3S活動を発展させた生産革新活動をベースに、自社オリジナルの工程見える化システムを構築した。
効果:工程管理表作成の担当者数 3名→1名