南部鉄器の表面処理プロセスの強化による納期短縮化
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
協和工業株式会社
成果合計7台あるプレス機のラインに順次導入し、ワーク供給の自動化を拡充する
| 事業者名 | 協和工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県 大府市 |
| 業種 | 自動車 |
| 技術分野 | 金型 |
| 従業員数 | 150人 |
| 資本金 | 1,200万円 |
| 設立 | 1953年 |
協和工業はユニバーサルジョイントの専門メーカーで、自動車の電動パワーステアリング(EPS)システムに搭載されるジョイントで実績があり、農業機械向けなどでも大きなシェアを占める。昭和52年に冷間鍛造によるジョイントの量産技術を国内で初めて確立した。平成25年にはステアリングジョイントと樹脂コーティングしたシャフトを組み合わせた「オールフリースライドシャフト」の量産を始めた。
抱えていた課題
やったこと
カップ形状のワークに対応する潤滑剤塗布装置と、画像処理を用いたロボットが潤滑剤塗布後のワークをプレス機に搬送するピッキング装置の合計2台を開発した。潤滑剤塗布装置はワークを1個ずつ送り、処理時にカップ面が下向きになる仕様とし、カップ内に余分な潤滑剤が残らないようにした。自社製品「フロージット」を改良し、常時の廃水処理をなくしてコンパクト化した。ピッキング装置はカメラ画像による精度調整を行い、照明位置の変更などで試行錯誤した。潤滑剤の付着状況は名古屋市工業研究所で光X線分析や切断による内部組織の調査で検証し、両装置の量産性も確認して良好な判定を得た。
新しい製品・サービス:カップ形状のジョイント向けの潤滑剤塗布装置と搬送用ピッキング装置
2台を連結すればワークの潤滑剤塗布からプレス機への供給までを自動化でき、生産効率が大幅に高まる。カップ形状のジョイントは平成27年度に量産が始まった。潤滑剤塗布装置は他のワークにも対応し外販も見込め、搬送用ピッキング装置は社内で設置台数を増やして横展開する構想である。大きな波及効果が期待できる。
両装置の連結タイミングを見極めつつ、潤滑剤塗布装置の外販とピッキング装置の横展開を進める。
試作段階では (カップ形状のワークを) 複数個方向をそろえて並べ、手動で潤滑剤を塗布していた
公式の事例集より(原文のまま)
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
加熱された商品を凍結冷凍庫に入れ、約30分で凍結を開始し、90分で商品の中心温度を−5℃以下まで下げ、その後−18℃まで急速凍結するクック…
効果:賞味期限を1年間の長期間に設定できる
多品種少量生産に対応した設備にすることで、原価低減と品質向上を両立させる体制を構築した。
効果:歩留まり 70%→85%