特殊ストレッチ織物等の効率的な製織技術の開発
ストレッチ糸や超極細糸、フィルム扇平糸のタテ糸つなぎに、結び目を安定して形成し一定張力でつなげるタイイングマシン(自動タテ糸つなぎ機)を導…
野口株式会社
成果シルクの艶や風合いを引き出すため系番手100番の細い糸を使用して高密度で設計
| 事業者名 | 野口株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県 稲沢市 |
| 業種 | 繊維工業 |
| 技術分野 | 繊維加工 |
| 従業員数 | 5人 |
| 資本金 | 2,800万円 |
| 設立 | 1949年 |
野口株式会社は愛知県稲沢市で昭和24年から続く織物商社で、主にウールやレーヨンを使った婦人服地の卸販売を行い、売上高全体の約15%は織物設計と委託工場での生産の請負である。社員は5人。尾州織物産地は明治時代にウール素材を全国に先駆けて採用し国内1位の生産量を誇るが、海外製の安価な製品の流入や後継者不足で規模は縮小傾向にある。ウール服地は繁忙期が毎年5〜8月に集中し、年間を通じた仕事が少ない。
抱えていた課題
やったこと
シルクの生糸を使い、極細の生糸(系番手100番)を高密度で設計した二重織りの生地見本を試織した。生地の基本方針は「極細生糸」「高密度」「二重織り」の三つで、委託工場の協力を得て製織に取り組んだ。生糸は伸びが少なく、テンションを一定に保てず緩みが出たり製織時に切れたりするトラブルが多かったため、生糸の仕入れ先からアドバイスを受けながら、工場内の湿度管理や糸のテンションのかけ方などのノウハウを蓄積した。製織した見本はシルクの生糸の二重織りやウールの94番双糸を使ったものなど全7種類にのぼる。
新しい製品・サービス:シルクの生糸を使った極細・高密度・二重織りの生地見本(全7種類を試織)
シルクを使った高付加価値の生地開発により、春夏にも使える素材で海外への販路拡大を目指す。製織のノウハウを蓄積できたことで、今後の製品化に向けた技術基盤ができた。尾州織物産地の後継者不足や活性化にも貢献することが期待される。今後は生地見本の最終的な仕上げ加工に取り組み、不良品や材料ロスの低減と製織効率の改善が課題である。
今後は生地見本の仕上げ加工を行い、シルクの風合いを生かすため柔らかく仕上げる予定。不良品発生や材料ロスの低減、製織効率の改善に取り組み、原材料の仕入れ先とも協力して技術向上に努める方針。
実践を通じてシルクの特徴を理解し、ノウハウを蓄積できた
公式の事例集より(原文のまま)
ストレッチ糸や超極細糸、フィルム扇平糸のタテ糸つなぎに、結び目を安定して形成し一定張力でつなげるタイイングマシン(自動タテ糸つなぎ機)を導…
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効果:開発品の本体は従来比5割減。