高速切削加工によるデファレンシャルギヤ用冶具等の試作開発
放電加工から高速切削加工に加工方法を替え、試作開発を実施した。
エーワン株式会社
| 事業者名 | エーワン株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県 春日井市 |
| 業種 | 電子部品・デバイス・電子回路製造業 |
| 技術分野 | 組込みソフトウェア |
| 資本金 | 4,300万円 |
| 設立 | 1986年 |
エーワンはマイコンボードの設計・製造・販売を手がけ、販売先は多彩な分野の中堅メーカーで、完成品への使用のほか試作用途も多い。ルネサスエレクトロニクスが英国アーム製のコアを採用した新CPUを発売し、高速かつ低消費電力の性能に可能性を感じた同社は、これを搭載したマイコンボードの開発に乗り出した。
抱えていた課題
やったこと
ルネサスの新しいCPUを搭載したマイコンボードを開発し、試作品を平成25年8月から翌年5月にかけて完成させた。その後も検証を重ね、不具合が見つかれば回路修正と再版を繰り返した。平成27年5月に発売にこぎつけ、ロボットなど大規模システム用の大タイプ、制御装置用の中タイプ、計測装置用の小タイプの3製品によるラインアップを構成した。専用ソフトウエアの開発も行った。
新しい製品・サービス:ルネサスの新しいCPUを搭載したマイコンボード「ロビンシリーズ」
ロビンシリーズは順調に製品を拡充し、現在8品種を展開している。メーカー各社から試作用の発注が続き、特に試作が活発化している自動車関連が目立つ。平成29年には試作ではなくリピートの可能性がある大口の注文も入った。ルネサスのCPU拡販への貢献が評価され、ルネサスの「Best Partner Solution賞」を受賞した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
マイコンボード一筋の企業で、ルネサス新CPU搭載製品の開発に取り組んだことが書かれているが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
試作需要が多く、自動車関連が目立つという市場動向が書かれ、ルネサス製でない英国アームコアとの組み合わせに可能性を感じたとある。
開発過程で不具合対応に苦労したことは書かれているが、課題認識と高付加価値化の計画は読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
開発担当マネージャーの経歴やマイコンボード一筋の経験が書かれ、人材面の一端はうかがえる。
ロビンシリーズは大・中・小の3製品でロボット、制御装置、計測装置など用途別に構成され、ターゲット分野も示されている。
試作から検証、回路修正、再版を経て2015年5月に発売したという段階的な遂行経緯と期間が具体的に書かれている。
開発に約200万円かかる内訳や資金繰りが課題だったこと、補助金を活用した経緯が具体的な金額とともに書かれている。
マイコンボード分野は普及している一方、新CPU搭載の大・中・小のラインアップで差別化したことが書かれている。
IoTやAIの普及、自動車の電動化といった時代の流れに対応する製品であることが書かれているが、波及効果の数字はない。
公開されている事例からは読み取れません。
さらなる高速、大容量、小型化が進む流れに乗る挑戦と述べられているが、具体的なデジタル活用やビジネスモデルは書かれていない。
IoTやAIの普及、自動車の電動化といった成長分野への対応がうかがえるが、構造転換との関係は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
IoTやAIの普及、自動車の電動化といった時代の流れは加速しており、マイコンボードもさらなる高速、大容量、小型化が進むと見込まれている。
ルネサスは今後も生き残りをかけて多くのCPUを出すだろう。体力が続く限り、これを使った製品を開発していきたい
公式の事例集より(原文のまま)
放電加工から高速切削加工に加工方法を替え、試作開発を実施した。
軽量化のため、通常は鋳物(鉄)を使う本体にアルミ材を用いた。
放水形態を広角から棒状まで切り替えられる独自機構のからくりノズルを開発した。
効果:遠近距離から15〜20メートル先の広い火元に対応