二次発酵抑制による鮮度保持「本造り製法いずし」の試作開発
窒素ガス等充填装置を付設した自動式パックシールマシンを開発した。
効果:クレーム件数 50件/年→0件/年
株式会社髙木化学研究所(旧:株式会社高木化学研究所)
成果繊維単体の重量 100%→80%
| 事業者名 | 株式会社髙木化学研究所(旧:株式会社高木化学研究所) |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県 岡崎市 |
| 業種 | 繊維工業 |
| 技術分野 | 繊維加工 |
| 従業員数 | 124人 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 設立 | 1973年 |
創業以来リサイクル技術を研究し、ペットボトルやポリエステルフィルムの再生繊維化が主力事業になっている。昭和47年から再生繊維を主に寝具業界へ販売したが、売り上げが季節で大きく変動した。昭和61年に再生ポリエステルを着色した材料が自動車内装床部に初めて採用され、自動車業界は耐熱性や耐光性を高く評価した。
抱えていた課題
やったこと
廃ポリエチレンテレフタレート(PET)を活用した原着中空繊維の試作開発を始めた。ものづくり補助金により、中空繊維を製造する機械などの設備を導入した。試作を繰り返し、平成26年度に素材として完成させた。マイクロスコープで中空繊維を拡大して画像上で確認し、観察倍率3000倍で中空率を観察している。
新しい製品・サービス:廃PETを活用した原着中空繊維
中空繊維化により、繊維単体で20%の軽量化を達成した。あわせて吸音性と断熱性も向上した。自動車メーカーがこの素材を早くも評価し始めている。性能が落ちない製品を求める自動車業界の厳しい評価に応えられる素材になった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来リサイクル研究を継続し、再生繊維を寝具から自動車内装へ展開した経緯は読み取れるが、中空繊維がどの経営戦略に位置付けられたかは具体的に書かれていない。
自動車業界は性能・品質を重視し同社製品と相性が良いと記され、高い品質要求に応える原着繊維の強みも示されている。
自動車の軽量化が業界課題となり、繊維を空洞化して単体で20%軽量化した点など、課題と解決策の対応が具体的に書かれている。
繊維単体で20%の軽量化、吸音・断熱性向上など成果は示されるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
従業員124人の企業であることは示されるが、補助事業を遂行する体制や事務処理能力については記述がない。
自動車メーカーが素材を評価し、耐熱性・耐光性に優れ色が褪せにくい点など、製品価値と選ばれる理由が示されている。
平成26年度に素材完成まで試作を繰り返したと経緯は書かれるが、今後の中長期の遂行スケジュールは明確でない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
廃PET由来の中空原着繊維は一般的でなく、自動車内装で高い品質を評価された点から高付加価値化が読み取れる。
廃棄物の再生利用という資源循環の意義は述べられるが、波及効果や雇用創出についての具体的な記述は少ない。
補助金の投入額と付加価値増加の関係は示されず、費用対効果を示す数字や算出は書かれていない。
廃PETを活用した循環型事業として自動車業界の軽量化に貢献する点は読み取れるが、サプライチェーンへの波及は具体的でない。
自動車の軽量化という業界構造の課題に対応し、循環型素材への展開が示されているが、経済構造転換への言及は限定的。
愛知県岡崎市に本社があることは示されるが、地域特性を活かした雇用創出や地域経済への効果は書かれていない。
自動車向けを中心に、良い商品を開発していく方針である。真に世の中に必要とされる用途開発を重視していく。
町工場は人・モノ・カネがない。 あるのはアイディアだけ。こういった支援はありがたかった
公式の事例集より(原文のまま)
窒素ガス等充填装置を付設した自動式パックシールマシンを開発した。
効果:クレーム件数 50件/年→0件/年
医師、患者、医療機器販売業者から既存機器の課題や改良点を聞き取り、その内容をもとに開発仕様を作成した。
カラー塗装に代えて光学を活用した新しい成膜技術を開発した。