価格競争力強化のための、新型自動塗装装置の導入による塗装技術の高度化と生産プロセスの見直し
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
共栄産業株式会社
成果濃淡上下限幅を5%以内に収束
| 事業者名 | 共栄産業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 三重県 津市 |
| 業種 | 電気機械器具製造業 |
| 技術分野 | プラスチック成形加工 |
| 従業員数 | 98人 |
| 資本金 | 3,000万円 |
当社は創業以来、プラスチック射出成形加工と組立てを事業の中心としており、住宅配線器具やガス警報器部品に強みを有する。業界では海外勢の台頭もあり、コスト競争環境は厳しくなっている。当社は24時間体制の生産で、日々改善活動を続けている。
抱えていた課題
やったこと
レーザー3次元印字機を導入し、印字加工の精度向上と工数削減を図った。導入した設備により、平面では120mm×120mm、段差は23mmまでの立体に印字できる環境を築いた。成形条件(ひけ・標準・過充填の30試作)、製品形状(形状の異なる成形部品3品種)、成形材料(溶融温度の異なる3品種)の3つの切り口で試作を行い、濃淡の上下限幅を±5%以内に収めるサンプルを作成して評価した。
新しい製品・サービス:レーザー3次元印字によって、樹脂射出成形品の立体形状へ美しく正確に印字する加工技術。
3次元印字の精度が向上し、成形条件・製品形状・成形材料のいずれの条件区分でも印字精度は基準値内に収まった。平面120mm×120mm、段差23mmまでの立体に印字可能となった。今後、製品を手がける中でサンプルデータの収集が進み、データの蓄積、加工精度の向上、加工依頼の増加という好循環が期待される。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
従来から射出成形と組立を中心に事業を展開し、3次元印字で加工技術を広げる方向性がうかがえるが、経営戦略上の明確な位置付けは読み取れない。
少量多品種生産に強みがあり、コスト競争が厳しいという環境認識は読めるが、競争優位性の根拠は具体的に示されていない。
従来のパッド印刷やラベル貼りの課題を挙げ、レーザー3次元印字で工数削減と小ロット対応を図る具体的な解決策が示されている。
加工精度を濃淡上下限幅5%以内に収めることを目標とし成果も示されたが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
社内の事業体制や人員配置についての記述はなく、試作を行ったことのみがうかがえる。
平面120mm×120mm、段差23mmまでの印字が可能になり、自動車関連・医療関連部品へのニーズ拡大を見込んでいる。
成形条件・製品形状・材料の3切り口で試作し、今後のデータ収集の見通しを述べているが、スケジュールは示されていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
従来の凹凸刻印やパッド印刷では難しい立体形状への印字を実現し、高付加価値化を目指すと明示している。
自動車・医療関連部品への需要拡大に触れているが、雇用創出や波及効果についての具体的な記述は少ない。
工数削減と受注拡大を目指すとあるが、補助金投入額に対する付加価値増加の数値は示されていない。
レーザー3次元印字という新技術の導入が中心で、地域やサプライチェーン全体への貢献には言及が薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
三重県津市の企業であることは示されるが、地域の特性を活かした経済成長への言及はほぼない。
本事業の成果は新規受注獲得のセールスツールとして活用し、曲面への美しい印字技術はデザイン領域や、自動車関連部品・医療関連の加工製品での需要増加が期待される。新たな転用先も開拓していく。
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
これまで廃棄していた砂を回収し、今回導入した再生装置で砂のまわりと表面を綺麗にして再利用できるようにした。