サッシの金型レス生産ラインの構築による短納期化・多品種生産の実現
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
株式会社大成
成果アシストガス購入費 100万円/月→0万円/月
| 事業者名 | 株式会社大成 |
|---|---|
| 所在地 | 沖縄県 南城市 |
| 業種 | 電気機械器具製造業 |
| 従業員数 | 47人 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 1987年 |
当社は創業以来、配電盤、分電盤、制御盤の設計、製作および販売・保守管理を行ってきた。主にビルや工場などの大きな施設向けに、安全性の高いキュービクル式の配電盤を製作・販売している。従来は鋼板のレーザー切断でアシストガスに酸素を使用しており、切断技術の精度の低さが課題となっていた。
抱えていた課題
やったこと
窒素発生装置を導入し、レーザー切断機のアシストガスを酸素から窒素へ切り替えた。導入した窒素発生器は空気中の窒素と酸素を分離して窒素だけを取り出すもので、窒素ガスを最も安価に自家発生でき、高圧ガス取締法が適用されないため容易に設置できた。実際に窒素を発生させてレーザー切断機に供給し鋼板を切断するテストを行ったところ、切断面に酸化被膜は生じず、表面も非常になめらかで、磨いて仕上げる必要がないことが確認された。さらにその鋼板を溶接したところ容易に接合できた。また3D立体切断機と組み合わせることで、鋼板だけでなく角パイプやL型鋼などの鋼材を滑らかな切断面でさまざまな形状に切断できることが確認できた。
| その他 | 窒素発生装置 |
|---|---|
| 加工機 | 3Dレーザー切断機 |
窒素によるレーザー切断により、切断面の酸化被膜がなくなり、磨き工程が不要になるなど品質が向上した。溶接もスピードアップし、溶接後の仕上がりも美しくなった。県外企業が求める品質を県内で実現でき、県外に流出していた仕事を県内で受注できる体制を構築した。これにより技術力向上と雇用促進につながり、アシストガスの購入費も削減できた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
配電盤・分電盤・制御盤の設計製作から、切断技術の精度向上という課題に取り組んだ経緯が読み取れるが、経営戦略上の位置づけまでは書かれていない。
県内で唯一の窒素レーザー切断機を持ち、県外流出していた仕事を県内で受注できる状態にしたと書かれており、競争優位が具体的に読み取れる。
酸化被膜による研磨・溶接の手間という課題を認識し、窒素発生装置で解決して切断請負事業を展開する流れが具体的に書かれている。
月100万円ほどの酸素購入費の削減は読み取れるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず、実現可能性を判断できない。
オペレーションの人的技術の獲得と定着、県内にない体制の構築が書かれているが、人員や事務処理体制の具体は薄い。
県外企業の求める品質、酸化被膜なしの表面、溶接の速さや美しさなど、選ばれる理由が具体的に整理されている。
試験切断や溶接検証を経て導入した流れは読み取れるが、今後の遂行スケジュールや中長期の課題検証は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
酸素から窒素へのアシストガス切替で切断面の酸化被膜をなくし、研磨不要の高品質を実現したと具体的に書かれている。
県外流出していた仕事を県内で受注し雇用促進につなげたと書かれているが、波及効果の定量的な裏付けは薄い。
ガス購入費が月100万円ほど削減できたと具体的な金額で費用対効果が示されている。
窒素発生装置と3D切断機の組み合わせは書かれているが、デジタル技術の活用や地域サプライチェーンへの貢献としては具体性が薄い。
切断技術の高度化や多角化は読み取れるが、成長分野への進出や構造転換との関係は明示されていない。
県内で唯一の設備を活用し県内受注と雇用促進につなげた点は地域の事業として読み取れるが、地域特性の記述は限定的。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
県内で唯一の窒素によるレーザー切断機を最大限に活用し、切断サービスを事業として増やしていきたい。窒素切断の品質の高さや生産効率の良さ、コストダウンを広く発信する。3Dレーザー切断機も県内初導入であり、情報発信により事業の多角化を目指す。
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分