ものづくり補助金平成25年度製造業北海道

組込み機器用タッチパネル付高機能カラー液晶モジュールの開発

株式会社徳川システム

この事例のポイント

  • 海外製の液晶モジュールは高価で、不良品も多く性能的に満足できなかった。
  • 液晶モジュールの基板と表示パネルの構成を見直し、パネルの品質差を吸収できるようプログラムを変更して汎用性の高い制御手法を実装した。
  • 自社で開発した組込み機器の液晶モジュールを置き換えられるようになり、部品入手による生産ロスが短縮され、生産が安定した。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社徳川システム
所在地北海道 札幌市
業種電子部品・デバイス・電子回路製造業
技術分野情報処理
従業員数8人
資本金1,000万円
設立1988年

事業の背景

顧客から組込み機器へのタッチパネル付カラー液晶モジュールの搭載を打診されたが、当初使用した海外製のモジュールは高価で不良も多く、思うように機能しなかった。競合商品も高価で入手性の低い海外品しかなく、少量生産の簡単な組込み機器に使える安価な製品が求められていた。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力海外製の液晶モジュールは高価で、不良品も多く性能的に満足できなかった。
  • 品質・精度同じ品番でも製造ロットによって表示がズレることがあり、少量生産では不具合が生産に影響した。
  • 新製品・新技術特定メーカーの特定品番の液晶しか使えず、汎用性が低かった。

やったこと

液晶モジュールの基板と表示パネルの構成を見直し、パネルの品質差を吸収できるようプログラムを変更して汎用性の高い制御手法を実装した。これにより、どのような液晶パネルでもわずかなプログラム変更で制御できるようになった。シリアル通信による簡易な制御手法を採用し、線材コストを抑えつつ入力装置やGUIの開発を容易にした。前回事業で完成させた製品をさらに改良し、高機能化にも成功した。仕様書の英訳にも取り組んだ。

新しい製品・サービス:タッチパネル付高機能カラー液晶モジュール

事業の効果

自社で開発した組込み機器の液晶モジュールを置き換えられるようになり、部品入手による生産ロスが短縮され、生産が安定した。顧客の希望するGUIの搭載も可能になった。シリアル通信による簡易な制御手法により、GUIの開発も従来より容易になった。今後は市販化を進め、海外製に代わるユニット部品として供給する方針である。

今後の展望

品質向上を重ねてユニット部品として市販し、首都圏の見本市などにも積極出展する方針である。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。