回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
CONNEXX SYSTEMS 株式会社
| 事業者名 | CONNEXX SYSTEMS 株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 京都府 京都府相楽郡精華町 |
| 業種 | 電子部品・デバイス・電子回路製造業 |
| 技術分野 | 接合・実装,複合・新機能材料 |
| 従業員数 | 27人 |
| 資本金 | 1億円 |
| 設立 | 2011年 |
当社はリチウムイオン電池と鉛蓄電池を独自技術で結合するBIND BatteryTM技術を持ち、太陽光パネルからの直流発電を取り込む発電効率改善システムPVブースターTMを開発している。近年は発電量向上のため、パワーコンディショナの出力に対して120%程度のパネルを組み合わせる過積載が一般的になっている。PVブースターを追加すると余剰電力を蓄電池に取り込めるため、年平均10%程度の発電量向上を見込んでいる。
抱えていた課題
やったこと
PVブースターTMに好適なリチウムイオン単セルを選定するため、各メーカーの仕様に基づき候補セルを調達した。充放電試験やベンダーへのヒアリングを行い、容量、電圧、エネルギー密度、パワー密度、調達性を評価要素とした評価チャートを作成して最適なセルを選定した。次に、冷却ファン等の強制冷却を使わずに放熱できる筐体を開発し、熱伝導率、耐薬品性、加工性、材料コスト等を考慮して材料を選定した。アルミニウム製外装部品にフィン構造を施し、セル保持構造を工夫して筐体へ熱が効率よく伝わる構造とした。開発したモジュールを充放電試験装置で評価し、PVブースターの動作を想定した充放電パターンを2.5時間連続で負荷しても電池モジュール温度が安定していることを確認した。
| 検査測定 | 蓄電池および蓄電システムの試作・評価に係る設備 |
|---|---|
| 検査測定 | 充放電試験装置 |
新しい製品・サービス:PVブースターTM専用リチウムイオン電池モジュール
開発したリチウムイオン電池モジュールにより、既設の太陽光発電システムに後付けで設置できるPVブースターの製品化を進めている。充放電試験で放熱特性が確認され、30kWhクラスの蓄電池を用いたPVブースターシステムの小規模実証試験を実施した。今後はメガソーラー施設などでより大規模な実証を行い、製品開発と事業開発を同時に進める。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
事例は蓄電技術の開発を述べるが、過去の取組や事業の一貫性に触れる記述は読み取れない。
太陽光の出力変動や過積載の普及という市場動向と、リチウム電池・放熱筐体の独自技術の組み合わせが具体的に書かれている。
発電ロスという課題は示されるが、高付加価値化や成長につながる計画は具体性が薄く読み取れる程度である。
発電量向上を年平均10%程度と見込み、2.5時間連続負荷試験で温度安定を確認したと数値で示されている。
公開されている事例からは読み取れません。
既設太陽光に後付け可能という価値、過積載システムという対象、発電効率向上の目的が明確に示されている。
30kWh実証試験の実施や大規模実証への展開が述べられ、段階的な進め方は読み取れるが、スケジュールは具体的でない。
公開されている事例からは読み取れません。
太陽光発電向け世界市場が約5,000億円から2020年に1兆3,150億円へ拡大と予測され、新市場性が数字で示されている。
再生可能エネルギーの普及や電力系統の安定化への貢献は述べられるが、雇用や波及効果の記述は薄い。
発電量向上の効果は示されるが、補助金投入額に対する費用対効果を示す数値は読み取れない。
既存太陽光への後付けでデジタル技術を使うとあるが、サプライチェーン全体への貢献は具体性が薄い。
再生可能エネルギーの普及と蓄電分野への進出が示され、成長分野への関与はうかがえるが、構造転換への言及は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今回の技術は事業所や工場の電力バックアップ、ピークカット、ピークシフトを行う中大型蓄電システムにも応用でき、事業拡大を図りたいとしている。将来的には高出力のHYPER BatteryTMを用いた蓄電システムやPower NETTMの構築を目指している。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
旋削加工とマシニング加工を一台で行える最新型マシニングセンタ(複合加工機)を導入した。
効果:半導体装置のフッ素樹脂部品20個の加工所要時間 1,310分→950分
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。