無人搬送ロボットを活用した工場内物流システム改革と人手不足解消
倉庫業務は昼間に製品の出荷と資材の受入れ・入庫を行い、夜間に生産された製品のパレット積み収納と生産機械への資材投入を行っている。
効果:倉庫業務の人数 4名→2名
株式会社ニッコー
| 事業者名 | 株式会社ニッコー |
|---|---|
| 所在地 | 北海道 釧路市 |
| 業種 | 業務用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 情報処理,測定計測 |
| 従業員数 | 85人 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 設立 | 1977年 |
食肉加工は手作業への依存が大きく、消費者ニーズに応じたカット商品を高い歩留りで生産するのが難しい状況だった。食肉加工業界からは機械化・自動化が求められていた。国内で導入されているポーションカッターのほとんどは欧州製だった。
抱えていた課題
やったこと
食材を立体的に測定して大きさ・重量を計測し、正確にカットする専用の高速ポーションカッターを開発した。その中核として、ベルトコンベアで高速移動する物体の表面形状を三次元計測するシステムを設計・製作した。このシステムは、物体表面に格子状の波線パターンを投影する光源(プロジェクター)と映像カメラで構成し、取得したデータを各種ソフトウェアで判断して特徴量などを分析する階層的ソフトウェアシステムとした。開発当初は目標精度に届かなかったため、計測方法と計測ソフトを改良し、目標以上の精度を目指した。また、工具を使わずに分解できる構造とし、清掃など衛生面にも配慮した。
新しい製品・サービス:高速パターン投影形状計測装置を組み込んだ高速ポーションカッター
高速移動する食肉の形状を瞬時に三次元計測し、ポーションカット機に組み込むことで、正確なカットを行えるようになる。水圧で肉を処理する仕組みにより生産性の向上が大いに期待されている。食肉以外の食材にも応用でき、様々な食材のポーションカッターとして活用できる見込みである。人口減少により、作業の機械化は省力化だけでなく労働力を補う意味合いが強まると見られている。
開発した計測技術は、応用次第で食肉以外の様々な食材のポーションカッターとして活躍できる見込みである。
食肉加工というのは手間がかかるというか、どうしても多くの人の手に頼る部分が多いんですね。また、国産、輸入肉ともに、部分肉から精肉への分割プロセスにおいて、消費者ニーズに応じたカット商品を高い歩留りで生産するのは難しいんですよ
公式の事例集より(原文のまま)
倉庫業務は昼間に製品の出荷と資材の受入れ・入庫を行い、夜間に生産された製品のパレット積み収納と生産機械への資材投入を行っている。
効果:倉庫業務の人数 4名→2名
羽柄材を加工する高速羽柄三次元切断機を導入した。
効果:筋違い加工の所要時間 4時間→3.25時間
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分