ものづくり補助金平成25年度製造業北海道

黒千石大豆・道産米の発芽工程改善計画

黒千石事業協同組合

成果発芽工程のコストを約1/10まで削減することが可能になる。

この事例のポイント

  • 黒千石は栽培が難しく知名度も低いため、特色のある商品を作って名前を売る必要があった。
  • 発芽工程の設備として、洗穀洗浄機、発芽装置、雑穀脱水機、平面乾燥機、人金属探知機を導入した。
  • 発芽工程のコストを約1/10まで削減することが可能になる。発芽工程を自社で一貫管理できるようになり、コストを約1/10に削減できる見込みである。

事業者のプロフィール

事業者名黒千石事業協同組合
所在地北海道 北竜町
業種食料品製造業
技術分野製造環境
資本金6,430万円
設立1997年

事業の背景

黒千石事業協同組合は2007年に黒千石栽培農家の広域ネットワークとして組織された。黒千石は極小粒大豆で栽培が難しく、知名度も低かった。組合発足当時は生産だけでなく販売面でも苦労があった。現在の取扱高は約190t、年商は9,000万円ほどである。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 販路・情報発信黒千石は栽培が難しく知名度も低いため、特色のある商品を作って名前を売る必要があった。
  • コスト・採算発芽工程を道外のメーカーに外注しており、その費用が非常に高額だった。
  • 品質・精度発芽時の洗浄・脱水・乾燥が不十分だと雑菌やニオイが発生し、有害成分が増える危険があった。

やったこと

発芽工程の設備として、洗穀洗浄機、発芽装置、雑穀脱水機、平面乾燥機、人金属探知機を導入した。これにより発芽工程を自社で一貫管理できるようにした。発芽工程のコストを約1/10に削減できる見込みである。納期の大幅な短縮と高品質な商品の安定供給を実現した。札幌市の食品メーカー株式会社豆蔵に製造を依頼し、発芽黒千石なっとうとして製品化した。

新しい製品・サービス:発芽黒千石なっとう

事業の効果

  • 発芽工程のコストを約1/10まで削減することが可能になる。

発芽工程を自社で一貫管理できるようになり、コストを約1/10に削減できる見込みである。納期が大幅に短縮され、高品質な商品を安定して供給できるようになった。発芽により栄養成分の含有量が高まった納豆を製品化できた。北海道新技術・新製品開発賞の食品部門で優秀賞を受賞した。

今後の展望

次年度に取扱高220t、年商1億円超を目標とし、自社加工・流通による6次産業化を目指す。発芽黒千石のドライパック化、発芽玄米の米粉販売、菓子やスイーツの原料化、他品種の発芽加工も計画している。

  • 目標:取扱高 190t→220t
  • 目標:年商 9,000万円→10,000万円

事業者の声

組合発足当時は生産もさることながら、販売面ではずいぶん苦労しましたよ

公式の事例集より(原文のまま)

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。