回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社 スウィーツ
成果生産効率 1倍→2.8倍
| 事業者名 | 株式会社 スウィーツ |
|---|---|
| 所在地 | 高知県 南国市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 従業員数 | 35人 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 2006年 |
当社は菓子製造会社で、カタログギフト商品やOEMの売上が大半を占めていた。平成24年7月に経営革新計画の承認を受け、冷凍技術を活かした「アイスで食べるスイーツシリーズ」を開発し、夏場に落ち込むスイーツ市場の活性化と自社ブランド構築に取り組んできた。競合の多いチルド商品ではなく冷凍商品で差別化を図っていた。
抱えていた課題
やったこと
フレッシュクリームマシーンを含むクリーム製造設備を導入し、雪ヶ峰牧場のジャージー乳を使った独自クリームの試作と開発を行った。一般の製菓メーカーでは困難とされた配合や製法を深く研究し、独自クリームの開発に成功した。ピロー包装機一式を導入し、ラインアップと包材を検討しながら試作を行った。X線検査装置一式を導入し、検知器のレベル1〜5それぞれの基準値を設定して異物混入テストを実施した。基準値を小さくすると誤検知が増え、大きくすると検知漏れが起きるため、各レベルで最適な基準値を導き出した。
| 加工機 | クリーム製造設備一式(フレッシュクリームマシーン) |
|---|---|
| 加工機 | ピロー包装機一式(自動個包装機) |
| 検査測定 | X線検査装置一式(異物混入検査機器) |
新しい製品・サービス:ジャージー乳の独自クリームを使ったエクレア、シュークリーム、アイスブリュレ、ロールケーキ、シューラスク、クリーム大福などの新商品ラインナップ
ピロー包装機の導入により主力商品を自動包装に切り替え、生産効率が大きく向上した。X線検査装置の導入で品質管理レベルが大きく上がり、アルミカップ入りのアイスブリュレも自信を持って提供できるようになった。独自クリームによって他社製品と差別化でき、作業効率、品質、価格競争力が高まった。事業後の商品展開が広がり売上も伸び、従業員数も増えて新たな成長段階に入った。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
平成24年7月に経営革新計画の承認を受け、アイススイーツシリーズを開発してきた経緯が書かれており、過去の取組との連続性はうかがえる。
競合の多いチルド商品ではなく、自社の強みである冷凍技術を活かす方針と、雪ヶ峰牧場のブランド力に言及している。数値による裏付けは乏しい。
課題として品質向上、コストダウン、リスクマネジメント体制構築の3点が挙げられている。設備導入で生産効率が約2.8倍になったと書かれ、実効性がうかがえる。
生産効率が約2.8倍、売上高は順調に伸び、従業員数は1.3倍になったと書かれている。ただし付加価値額や賃上げの目標値は示されていない。
パティシエの技術力の蓄積や人材育成には触れているが、補助事業を遂行する体制や事務処理能力については書かれていない。
雪ヶ峰牧場のジャージー乳を使った独自クリームや、アイスブリュレの表面の食感など、製品の差別化要素が具体的に書かれている。
リスクマネジメント体制の構築、品質向上、商品ラインナップ充実の方向性は示されているが、スケジュールや解決方法の詳細は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
ジャージー乳を使った独自クリームを特殊ノウハウで開発し、一般の製菓メーカーでは使いこなせなかった製法を実現したと書かれている。
地域食材の高知県田野町の塩や雪ヶ峰牧場の素材を活かし、新たな雇用も生み出すと書かれているが、経済波及効果の数値は示されていない。
設備導入で生産効率が約2.8倍になり、従業員数が1.3倍になったと数字で示されており、費用対効果の根拠がある。
X線検査装置によるリスクマネジメント強化は書かれているが、先端的なデジタル技術や新ビジネスモデルの活用はうかがえない。
冷凍技術を活かした夏場のスイーツ市場の開拓や、海外市場への展開が視野に入ると書かれている。構造転換との関係は明示されていない。
高知県の地域食材(田野屋塩二郎、雪ヶ峰牧場のジャージー乳)を活用し、新たな雇用創出にもつながると具体的に書かれている。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
導入に至らなかったエンローバーなどの設備で補強し、さらなる商品開発を図る。パティシエの技術力を重視して自動化と住み分けることで、大量生産にはない付加価値と新たな雇用を生み出す。リスクマネジメント体制を整え、大手取引先との信用構築を進め、国内外に市場を広げていく。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
非接触三次元測定機として、丸紅情報システムズ株式会社扱いのGOM社製光学式非接触三次元測定機ATOS CS-5Mとデータ加工・検査ソフトG…
効果:表面偏差 1mm→0.01mm