ものづくり補助金平成25年度サービス業(他に分類されないもの)青森県

高効率圧縮梱包機の導入による生産能力向上と国内・海外市場の拡大

北日本産業株式会社

成果処理能力 6,000kg/時間→12,000kg/時間

この事例のポイント

  • 年々増加する古紙の大量搬入に対して処理能力が不足しており、処理能力の拡大が課題となっていた。
  • 今後の古紙の取扱量増加に対応するため、古紙を圧縮梱包する2012年式のオートマチック大型圧縮梱包機を1基導入した。
  • 処理能力 6,000kg/時間→12,000kg/時間。処理能力が約2倍になり、製品1本あたりの重量も増えたことで生産性が向上した。

事業者のプロフィール

事業者名北日本産業株式会社
所在地青森県 八戸市
業種廃棄物処理業
従業員数26人
資本金1,100万円
設立1958年

事業の背景

当社は段ボール、新聞、雑誌、板紙などの古紙を回収し、圧縮・結束・梱包して製紙会社や商社へ出荷している。八戸市では事業系一般廃棄物のうち資源となる紙11品目について古紙取扱業者への搬入を促す通達が出されている。大手スーパーマーケットが平成24年から古紙リサイクルポイント事業を実施し、店舗で集めた古紙も当社に持ち込まれるようになったため、古紙の回収量は年々増加していた。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力年々増加する古紙の大量搬入に対して処理能力が不足しており、処理能力の拡大が課題となっていた。
  • 人手・技能結束工程を手動で行っていたため、機器に人員を配置する必要があった。

やったこと

今後の古紙の取扱量増加に対応するため、古紙を圧縮梱包する2012年式のオートマチック大型圧縮梱包機を1基導入した。東北地方で唯一の大型圧縮梱包機で、ほかの2基と合わせて3基となり、古紙の種類ごとに使い分けている。新機器では製品1本あたりの重量が従来の約800〜900kgから約1,150kgに増え、圧縮の馬力が強まって強力に圧縮できるようになった。梱包用番線の使用量も減少した。結束工程も自動化され、人員を他の工程に回せるようになり、仕損じも減った。

  • 加工機オートマチック大型圧縮梱包機2012年式

事業の効果

  • 処理能力 6,000kg/時間→12,000kg/時間
  • 製品1本あたりの重量は従来の約800〜900kgから約1,150kgに増加した

処理能力が約2倍になり、製品1本あたりの重量も増えたことで生産性が向上した。結束工程の自動化により人員を他の工程に回せるようになり、仕損じも減って作業効率が大幅に改善した。梱包用番線の使用量も減ったためコストも削減された。時間と手間がかかり受け入れられなかった雑がみ類などの品目も処理できるようになり、地域のごみの減量化にもつながっている。

今後の展望

デジタル化で新聞や雑誌などの紙媒体が減っていく見通しである一方、プラスチックごみや雑がみ類のリサイクルは今後行政に提案できると考えている。紙コップなど加工された紙も、紙コップだけを集めればリサイクルできるようにすることを目指している。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。