自動投入ロボットとIoTを導入した木材加工ライン構築による生産性向上事業
木材加工ラインを見直し、カンナがけ・小割り・切り欠きなどの加工が1台でできる最新式の加工設備と、木材を真空吸着して自動で加工設備へ搬送・投…
効果:1日あたりの製材生産量 20㎡→23.4㎡
アンデス電気株式会社
成果機械精度 1倍→2倍
| 事業者名 | アンデス電気株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 青森県 八戸市 |
| 業種 | 電子部品・デバイス・電子回路製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 324人 |
| 資本金 | 1億円 |
| 設立 | 1971年 |
当社は1971年の創業以来、フォトリソ技術・高周波技術・空気清浄技術などのキーテクノロジーを活かし、応用技術の研究開発に力を入れてきた。国内の機械加工業界では規模は小さいものの、国内産業の中枢の一つに位置付けられている。近年は新興国が低価格を武器に市場参入し、難易度の低い安価な加工品は海外へシフトしたため、国内では高精度・高品質で短納期の加工品が主流になっている。
抱えていた課題
やったこと
加工材料・形状・操作性・機能性を重視して検討した結果、立形マシニングセンタを導入した。鉄・アルミ等の幅広い加工を高速切削で行い、美しい仕上げ面を得るとともに加工サイクルタイムを短縮する。振動防止制御機能、熱変位制御機能、保守監視機能等を標準装備している。導入後は、穴仕上げ面、溝、側面、底面等の仕上げ面の粗さ向上のため、工具形状・添加剤の種類についてメーカーと技術打合せを繰り返した。
| 加工機 | 立形マシニングセンタ |
|---|
機械精度、主軸回転数、テーブル送り速度が大幅に向上した。メーカーとの打合せで加工工具を変更し、高仕上げ面加工の技術が向上した。難削材加工では水溶性切削油への添加剤の混合比率を検証し、高仕上げ面加工と工具の高寿命化に繋がる最適比率を見い出した。設備導入により「加工工具・加工方法・加工条件等のノウハウ不足」が解決できた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来のフォトリソ・高周波技術を活かし機械加工へ展開しており一貫性はうかがえるが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
新興国の低価格品流入で国内は高精度・高品質・短納期品が中心になったという市場認識と、自社の高仕上げ面加工設備の不足という弱みが具体的に示されている。
課題として高仕上げ面設備の不足とノウハウ不足を挙げ、マシニングセンタ導入と高付加価値加工品への転換で解決する計画が示されている。
機械精度2倍、主軸回転数3倍、テーブル送り速度8倍という数値が示され、高付加価値製品の量産品獲得が目標として書かれている。
従業員数324名は示されているが、補助事業の遂行体制や担当人材についての記載は読み取れない。
高仕上げ面加工の技術、医療・介護関連や高級車向けモーター部品という対象顧客と、差別化の狙いが具体的に書かれている。
メーカーとの打合せや工具・添加剤の検証など課題解決の方法は示されるが、スケジュールの記載は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
高仕上げ面の高付加価値加工で、単品加工が中心の取引から量産品獲得へ移る方向性が示されている。医療・介護分野への参入も狙いとして挙げられている。
国内産業の中枢に位置付けられるという記述はあるが、雇用創出や波及効果への言及は具体的に読み取れない。
機械精度や主軸回転数などの性能向上は示されるが、補助金額に対する付加価値増加などの費用対効果の数値は書かれていない。
高精度加工による差別化は示されるが、デジタル技術やサプライチェーン全体への貢献は具体的に書かれていない。
ハイブリッド車や高級車向けモーター部品という成長分野への進出は触れられるが、構造転換への言及は読み取れない。
青森県八戸市の工業団地に立地することは示されるが、地域の特性を活かした付加価値や雇用創出の記述は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
取引先へ多数のサンプルを提示して高仕上げ面の加工技術を高め、安定的な受注量を確保して高付加価値製品の量産品獲得を目指す。加工精度の向上を活かし医療・介護関連事業への参入も視野に入れ、差別化を図る。自動車関連では単品加工品が大部分のため、ハイブリッド主力車種向けモーターコイルの加工部品を足掛かりに量産加工品の受注獲得を目指し、高級車向けモーター関連の加工部品の受注拡充も図る。
木材加工ラインを見直し、カンナがけ・小割り・切り欠きなどの加工が1台でできる最新式の加工設備と、木材を真空吸着して自動で加工設備へ搬送・投…
効果:1日あたりの製材生産量 20㎡→23.4㎡
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
納品物量の増加に対応するため組み立て式冷蔵庫を導入し、納品収納に余裕を持たせるとともに、物の定位置化により物を探す時間を省いた。
効果:導入前後の作業時間・人件費を比較し、月間75万円の削減効果が確認できた。