画像式異物除去装置・殺菌機導入による品質向上と販路拡大
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
ユージーエム株式会社
成果加工時間(試作1) 240分→144分
| 事業者名 | ユージーエム株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 山梨県 横浜市泉区 |
| 業種 | 電子部品・デバイス・電子回路製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 257人 |
| 資本金 | 4,520万円 |
| 設立 | 1957年 |
ユージーエム株式会社は、スマートフォンやパソコン、ゲーム機に使われる小型の精密コネクターやスイッチなどを製造している。工場は横浜市、山梨県忍野村、中国広東省の3か所にあり、山梨事業所は1978年に金型工作部門の拡充のため忍野村に移転して始まった。スマートフォンは先進国で普及が進み、今後は新興国での出荷台数の伸びが期待されており、主要取引先からはコネクター部品の納期短縮と納入数の増加が求められている。
抱えていた課題
やったこと
ものづくり補助事業を活用して三井精機工業製のジグ研削盤J300Gを導入した。新たに導入した機械は自動測定が可能で、先端にダイヤモンドが散りばめられた砥石の付いた軸を超高速回転させて研削と研磨を行う。試作としてストリッパープレート(試作1)とダイスプレート(試作2)の2種類のプレートを用意し、ノック穴の研削加工を行って位置精度と加工時間を測定した。型サイズ500mm超のプレート、型サイズ450mmから500mmのプレートでもずれが生じず、より短い時間で加工できることを確認した。
| 加工機 | ジグ研削盤(三井精機工業製 J300G) |
|---|
新しい製品・サービス:自動測定が可能なジグ研削盤(三井精機工業製 J300G)
新しい設備の導入により、高精度の加工を短時間で行えるようになった。位置精度は金型で要求される精度を上回る±1.8µmが確認され、修正作業の負担も減らせる見込みである。金型研削加工工程の短縮が可能になり、顧客の短納期の要望に応えられる体制を構築できた。これまで納期が合わずに断っていた仕事も社内に取り込めるようになった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
山梨事業所は研削加工技術と経験を蓄積してきたとあり、過去の取組との連続性はうかがえるが、経営戦略上の位置付けの記述は薄い。
取引先からの安定供給・短納期要求と小型部品の精度要求を踏まえ、ジグ研削盤導入で高精度・短納期を実現し、他社との差別化につながると述べている。
位置精度±1.8µm、作業時間240分から試作1で144分、試作2で151分へ短縮と数字で課題解決効果が示されている。
作業時間を240分から144分・151分に短縮し、±1.8µmの精度を確認したと数値で目標達成の根拠が示されている。
山梨事業所で長年の研削加工経験があり、若手育成や採用にも触れているが、補助事業の遂行体制の具体的な記述は薄い。
小型精密コネクターの高精度化・納期短縮という取引先ニーズ、スマホ市場の拡大を根拠に、選ばれる理由として他社との差別化を述べている。
導入機の活用により納期短縮分の受注を取り込む方針はあるが、中長期の遂行スケジュールや課題解決の方法は詳しく書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
小型精密コネクター金型は同分野での高精度化を図る取組と読めるが、普及度や高価格化の数値的根拠は書かれていない。
スマホ市場の拡大や山梨事業所での地域雇用創出・地域経済への貢献が述べられているが、波及効果の定量的な裏付けは薄い。
作業時間の短縮や納入数増加は読み取れるが、補助金投入額に対する付加価値増加などの費用対効果の数値は示されていない。
ジグ研削盤の自動測定機能は述べられているが、サプライチェーンへのイノベーション貢献としての記述は限定的である。
スマホ市場の成長や新興国での需要拡大に触れているが、日本経済の構造転換への言及はうかがえる程度にとどまる。
山梨事業所で地域の雇用を創出し、ものづくり人材輩出と地域経済発展に貢献すると述べ、地域の特性を活かした取組と読み取れる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
山梨事業所で地域の雇用を創出し、ものづくりの人材を輩出して地域経済の発展に貢献していく考えである。導入機をさらに活用し、新しい金型にも取り組んでいく予定である。
「1人1台スマホを所有する時代です。中にある部品は普段全く見えませんが、誰もが知っている製品に使われていることに大変誇らしい思いがあります」
公式の事例集より(原文のまま)
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
ボトルネックとなっていた柄合わせ裁断工程と玉縁製作工程に、最新の自動裁断機と自動玉縁機を導入した。
効果:玉縁ポケットのゲージ交換時間 90分→45分