高精度両頭フライス盤導入による生産能力拡大と顧客ニーズ対応
コスト削減と短納期、寸法対応を図るため、新規設備として両頭フライス盤を導入した。
武輪水産株式会社
成果1日5時間機械を稼働させた場合、約8,000パックの真空包装が可能になった。
| 事業者名 | 武輪水産株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 青森県 八戸市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 従業員数 | 162人 |
| 資本金 | 9,800万円 |
| 設立 | 1948年 |
当社は八戸漁港の近くで水産加工業を営み、地場原料のサバを使ったしめ鯖商品の開発に注力してきた。しめ鯖商品の出荷数量は年々伸びており、2012年以降は年間650トンを超えている。これは国内しめ鯖市場の12〜13%のシェアに相当し、海外市場の開拓も見据えて需要は今後さらに高まると考えられる。
抱えていた課題
やったこと
しめ鯖深絞型自動真空包装機を1機導入した。この機械はしめ鯖専用で、鯖を下ろして半身にした状態にぴったり収まるサイズで真空包装できる。真空包装することで見た目も美しく、短時間での包装が可能になった。1日5時間稼働させた場合、約8,000パックの真空包装が可能になった。
真空包装機の導入により、1日5時間の稼働で約8,000パックの真空包装が可能になり、包装効率と作業時間の短縮が進んだ。真空包装によって冷凍下でも鮮度が保たれ、脂の乗ったサバのあぶら焼けも防げるようになった。見た目も美しくなり、品質面で高い評価を得て商品優位性が向上した。繁忙期には1か月でおよそ16万パックを製造できる体制となっている。
2011年の東日本大震災以降、しめ鯖市場は供給元を集約化する傾向にあり、この流れは今後も加速すると考えられる。商社を通じてアメリカ、カナダ、東南アジアへの海外輸出にも力を入れ、現地のスーパーマーケットで販売されている。八戸商工会議所の地域ブランド「八戸前沖さば」を活用した商品の全国的な露出拡大にも取り組む方針である。
コスト削減と短納期、寸法対応を図るため、新規設備として両頭フライス盤を導入した。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
5軸複合加工機を新規導入した。