ものづくり補助金平成25年度製造業岩手県

小さな力で人の心と身体を豊かにする新レバー式車いす駆動装置の原価低減

株式会社東邦テクノス

この事例のポイント

  • 試作機は切削加工で製作されており、市販化には製作コストの削減が求められていた。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社東邦テクノス
所在地岩手県 一関市
業種電気機械器具製造業
技術分野精密加工
従業員数36人
資本金2,000万円
設立2000年

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力試作機は切削加工で製作されており、市販化には製作コストの削減が求められていた。
  • コスト・採算クラッチバネは価格が高く組み付けに時間を要していた。

やったこと

事業の効果

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています

観点の平均2.9 / 5

出典:公募要領 p.44(審査項目)

経営戦略との整合性67%
  • これまでの取組との一貫性3

    FA装置の開発・製造が主事業と書かれ、レバー式車いす駆動装置へ展開した経緯は読めるが、戦略上の位置づけは明記されていない。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性3

    推定市場6万台、車いす搭乗者の約20%が購入検討と書かれ市場は示されるが、競合との比較や自社の強みの優位性は具体的に書かれていない。

  • 課題の認識と解決4

    原価が切削試作機から約1/3に削減された数字と、加工方法ごとの課題の見直しが具体的に書かれている。

事業の実現可能性56%
  • 付加価値・賃上げの目標2

    付加価値額や賃上げの目標値は書かれていないが、原価削減の効果がわずかにうかがえる。

  • 事業を進める体制4

    産学官連携体制、企画・販売・開発・製造の役割分担が具体的に書かれている。

  • 顧客とニーズの裏付け4

    市場規模6万台の推定根拠、試乗で操作が楽しいと評価された点、50%の小さな力での移動が書かれている。

  • 事業化までの道筋3

    今後の改良テーマ(片手操作)や継続的改良の方針は書かれるが、スケジュールや期限は明確でない。

  • 財務と資金の調達1

    公開されている事例からは読み取れません。

新市場性・高付加価値性80%
  • 新しさ・高付加価値4

    レバー式車いす駆動装置は普及度が低い分野で、車いす市場の約20%に当たる6万台の市場を示している。

公的補助の必要性53%
  • 波及効果・雇用3

    高齢化による移動困難者の増加や福祉分野への応用が書かれるが、経済波及や雇用創出の記述は薄い。

  • 費用対効果3

    原価1/3削減や加工方法ごとの費用対効果の検討が書かれるが、投入額と付加価値増加の数値は示されない。

  • イノベーションへの貢献2

    産学官連携や岩手大学・高専との共同開発がうかがえるが、デジタル技術の活用は書かれていない。

政策面40%
  • 成長分野への進出2

    福祉分野への事業拡大の方向性がうかがえるが、日本経済の構造転換への言及はない。

  • 地域経済への波及2

    岩手県一関市の企業であることはわかるが、地域特性を活かした雇用や成長への記述は乏しい。

5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。