ソーラーシェアリングでの太陽電池を太陽に追尾させる装置の開発
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
都生工業株式会社
成果冷却工程の短縮により1年間の燃料費が132万円(申請時価格)抑えられると試算された。
| 事業者名 | 都生工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 岩手県 奥州市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 表面処理 |
| 従業員数 | 18人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1960年 |
当社は1960年設立の農業機械用消耗部品メーカーで、農耕用耕うん爪を中心に製造し、耐摩耗肉盛・溶接・溶射などの金属加工も行っている。耕うん爪の耐久性は土質に左右され、砂地系土壌では摩耗が激しいため溶射技術が必要とされる。溶射は使用寿命を延ばし、メンテナンスコストの削減につながる。
抱えていた課題
やったこと
溶射層の金属溶着に用いる連続式焼成炉と、溶射に必要なガスを安定供給する発熱型プロパンガス変成炉を新たに導入した。新焼成炉は約1,050℃の高温帯と約850℃の中温帯を一つの炉内で詳細に温度制御でき、従来の冷却工程を省略できる。変成炉は変成ガス流動やガス濃度を任意に変更でき、材料ごとに異なる雰囲気ガスを得られる。テストピースで現行装置と新装置の溶射を比較し、走査型電子顕微鏡で溶射欠陥数を比較した。また1,050℃、1,100℃、1,150℃で加熱して焼き入れを行う従来工程と新工程を比較し、硬度測定、強度テスト、断面観察を行った。
| 加工機 | 連続式焼成炉(溶着炉) |
|---|---|
| 加工機 | 発熱型プロパンガス変成炉 |
| 検査測定 | 走査型電子顕微鏡 |
新しい製品・サービス:耐摩耗性・耐久性に優れた高性能・省エネ型の溶射耕うん爪
溶射欠陥が減少し、耐摩耗性と耐久性に優れた溶射耕うん爪の開発に成功した。新設備により製造工程が短縮され、低コスト・省エネルギー化が見込まれる。冷却工程の省略によりCO2排出も減り、環境保全にも配慮できた。鉄クロム粉末など安価な材料でも高品質な溶射耕うん爪を製造できる見通しが立ち、低コストで省エネ型の製品構想が構築された。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
事業の経緯として耕うん爪の溶射技術と約40年の経験が書かれ、既存事業との連続性は読み取れる。ただし経営戦略上の位置付けは明記されていない。
受注先からの耐摩耗・耐久性への要望増加と、他社に対する価格面の競争力に触れている。市場環境と自社強みの分析は簡略で具体性が薄い。
溶射欠陥の減少と再加熱工程のロスという課題を特定し、冷却工程省略で燃料費年132万円を抑えると具体的に示している。
付加価値や賃上げの目標値は示されておらず、受注拡大や新分野開拓を目指すとの記述にとどまる。数値目標は読み取れない。
中川部長や岩手大学の協力、フルオーダーでの設備立案など体制の一部は書かれている。人材や事務処理能力の詳細は薄い。
耐摩耗性・耐久性に優れた溶射耕うん爪という製品価値と、受注先からの従来品以上の要望というニーズの裏付けが書かれている。
試作品完成を今後の課題とし、耕うん機への装着、5年後を目途とした自動車ブレーキパッド等への展開と時期が示されている。
公開されている事例からは読み取れません。
同分野で高品質化を図るとの記述はあるが、普及度や高付加価値化の水準を裏付ける数値は示されていない。
農業機械部品の耕うんへの貢献はうかがえるが、経済波及効果や雇用創出など国が補助する積極的理由は書かれていない。
燃料費の年間試算132万円の削減と、冷却工程省略による作業時間短縮が示され、費用対効果の一端が読み取れる。
省エネ・二酸化炭素排出減少という環境面の貢献は書かれているが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
岩手県奥州市の企業であることはうかがえるが、地域特性を活かした雇用や地域成長への言及は読み取れない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
テストピースの検証を進め、耕うん機に装着する試作品を完成させることが今後の課題である。耕うん爪以外の耐摩耗部品分野からの受注も視野に入れ、自動車ブレーキパッド等の耐摩耗部品については本事業より5年後を目途に受注可能となるよう技術の進化に努める。
耐久性溶射技術の高度化と高品質、低価格を実現したことで受注拡大、新たな分野への事業開拓を目指していきたい
公式の事例集より(原文のまま)
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
低温・緩速熟成製塩装置を導入した。
効果:大粒結晶の割合(一つの塩取鍋あたり) 4kg→8kg