画像式異物除去装置・殺菌機導入による品質向上と販路拡大
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
岩手鋳機工業株式会社
成果加工精度の精度変化量(1日あたり) 0.03mm→0.01mm
| 事業者名 | 岩手鋳機工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 岩手県 奥州市 |
| 業種 | 鉄鋼業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 64人 |
| 資本金 | 3,750万円 |
| 設立 | 1941年 |
当社は1941年設立で、産業機械・建設機械部品、農機具部品、水道部品など多岐にわたる鋳物部品を生産している。近年はコンプレッサーの本体や軸受ケース、クランク軸、動力伝達用プーリなどを鋳造から機械加工まで一貫受注している。2013年にコンプレッサーのモーター品質が向上して効率化が進んだことに伴い、メーカーから内蔵部品の高精度加工への対応を求められた。夏の工場内は40度近くまで上がり、朝晩と日中の温度差が20度を超えることもある。
抱えていた課題
やったこと
温度制御装置を備えたマシニングセンタを導入した。本機はサーモフレンドリー機能を搭載し、周辺の気温変化や切削刃の温度上昇を感知して熱変位を制御するため、加工精度の低下を防げる。NC円テーブルが付属しており、加工部品をこのテーブルに載せて加工できる。従来機では1日の精度変化量が0.03mmあったが、導入機では0.01mmとなり、精度変化量は0.02mm減少した。加工時間は従来機の約21分から17分になり、約4分(19%)短縮された。
| 加工機 | 温度制御機能付き縦形マシニングセンタ(サーモフレンドリー機能搭載) |
|---|---|
| 加工機 | NC円テーブル |
導入したマシニングセンタとNC円テーブルの組み合わせにより、取引先が要求する加工精度を達成できた。これまで受注が難しかった部品も受注可能となり、鉄道車両のダンパー部品や、直径2m近い大型送風機のベアリングケースの加工も手がけ始めた。加工時間は短縮され、作業時間の短縮と売上増加、人手不足対策にもつながると見込まれている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
鋳造から機械加工まで一貫受注してきた既存事業の延長として加工部門を強化しているが、経営戦略上の明確な位置づけは読み取れない。
取引先の要求する加工精度を達成し、これまで受注が難しかった鉄道車両部品や大型送風機ベアリングケースを受注できるようになったと書かれている。
既存機の温度変化による寸法誤差という課題を認識し、温度制御機能付きマシニングセンタで解決した。加工時間は21分から17分へ19%短縮と数字がある。
加工時間が約21分から17分へ約4分(19%)短縮、加工精度変化量が0.02mm減少と数値が示されており、受注量20%増加に取り組むとある。
一人が複数台を効率的に稼働させる体制を示すが、人材や事務処理能力の確保について具体的な記載は少ない。
高精度加工に対する取引先ニーズや新規受注先の開拓を説明しているが、顧客ターゲットの整理は具体性が薄い。
今後はマシニングセンタを増設し、新たな加工品の受注を目指すとあるが、スケジュールや課題解決方法の詳細は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
鋳物部品の高精度加工で高水準の付加価値を目指すと読み取れるが、市場の普及度や高価格化の具体的な数字は示されていない。
鉄道車両部品やコンプレッサー部品の受注拡大を記載するが、地域経済波及や雇用創出など国が補助する積極的理由は書かれていない。
加工時間短縮と加工部門売上5〜6%上昇、受注量20%増加への取組が示されるが、補助金額に対する費用対効果の数値は示されていない。
温度制御機能や加工ナビゲーションによる工程集約が記載されるが、サプライチェーン全体のイノベーションへの貢献は読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
奥州市の地場の鋳物メーカーとして一貫受注を進めるとあるが、地域の特性を活かした雇用や地域成長への言及は少ない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後はマシニングセンタを増設し、受注量の増加を視野に入れている。また、バルブ部品や送風機部品、建設機械部品についても鋳物素材から機械加工までの一貫受注を目指している。
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%