新たな加工方法による「原板パネルの製作」と、それを活用した「新商品の開発」を間伐材で
従来チップ原料や合板芯材にしか使われていない国内の杉・檜の間伐材を、高付加価値の板材(原板パネル)に加工する新工法を開発した。
効果:従来工法と新工法の比較で約85%の時間短縮
株式会社東亜エレクトロニクス
成果従来機に比べ印字可能な金属の種類が格段に広がった
| 事業者名 | 株式会社東亜エレクトロニクス |
|---|---|
| 所在地 | 岩手県 一戸町 |
| 業種 | 電気機械器具製造業 |
| 技術分野 | 機械制御,精密加工 |
| 従業員数 | 50人 |
| 資本金 | 4,000万円 |
| 設立 | 1984年 |
当社は1984年に表面処理業を営む株式会社東亜電化の組立部門として分社、創業し、半導体部品や光学機器部品の組立事業を中心に生産に取り組んでいた。組立事業は海外に流出し厳しい経営環境にさらされたため、新事業として機械加工と研磨事業を加え生産体制の再構築を図った。近年は加工製品のトレーサビリティが重要視され、特に医療機器分野でレーザーマーカーによるロットナンバー刻印ニーズが高まっている。
抱えていた課題
やったこと
機能特化型緑色レーザーマーカーを導入した。従来の赤色レーザーマーカーに比べ波長が短く吸収効率が高いため、素材を痛めるリスクが少なく、印字可能な金属の種類が大きく広がった。導入機により、新素材「コバリオン」へのロゴ・印字にも成功している。従業員3名が基本的な操作方法を習得した。既存機に比べ印字速度が大幅に向上し、少ない照射時間で高精度かつ効率的な印字が可能になり、超微細印字や医療用鋼製小物等に用いられる管理用QRコードの微細印字にも対応している。
| 加工機 | 機能特化型緑色レーザーマーカー |
|---|
新しい製品・サービス:機能特化型緑色レーザーマーカーによる多種多様な金属や複雑形状へのマーキング技術
緑色レーザーマーカーの導入により、従来機より多様な金属や複雑形状へ印字できるようになり、導通目的の表層剥離や企業ロゴ等の印字にも対応できるようになった。印字速度が大幅に向上して作業時間が削減され、原価率が低減し、収益面でも優位性を保つ工程を確立できた。新技術によりサービスの裾野が広がり、受注力が増強されて営業活動に大きく寄与している。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
ダイキャスト品の二次加工によるワンストップサービスを旗印に受注体制を強化したとあり、経営方針との一貫性はうかがえるが、過去取組との関係は具体的に書かれていない。
医療用鋼製小物のトレーサビリティ需要や緑色レーザーの印字対応力を強みとして挙げているが、市場規模や競合との比較は書かれていない。
組立事業の海外流出という課題を認識し、機械加工・研磨を加えた生産体制の再構築とレーザー導入で付加価値を高める流れが具体的に書かれている。
印字速度の向上や原価率低減に触れているが、付加価値額や賃上げの数値目標は示されていない。
従業員3名が基本操作を習得し、責任者を置いたとあるが、体制全体や事務処理能力の記述は薄い。
医療用鋼製小物の刻印需要、コバリオンへの印字実績、受注力増強など顧客ターゲットと選ばれる理由が整理されている。
今後は新技術を提案に盛り込み、試作のスピードアップを図るとあるが、スケジュールや課題解決方法は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
緑色レーザーでの多種金属印字やコバリオンへの刻印など、既存機より高水準の対応力が具体的に示されている。
医療分野の需要拡大や県内産学官連携の新素材に触れているが、国が補助する波及効果の記述は限定的。
作業時間削減による原価率低減に触れるが、補助金額に対する付加価値増加の数値は書かれていない。
CADデータ利用や3次元データ活用に言及するが、サプライチェーン全体のイノベーションへの貢献は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
岩手発の新素材コバリオンを県内産学官で活用する点は地域性があるが、地域経済成長への寄与は具体的ではない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
本事業で獲得した新技術を顧客への提案に盛り込み、複合工程への対応力による相乗効果を前面に出して受注の拡大につなげたい。さらに3次元データの活用により、立体形状に合わせたプログラミングの時間を短縮し、試作開発のスピードアップを図りたい。
従来チップ原料や合板芯材にしか使われていない国内の杉・檜の間伐材を、高付加価値の板材(原板パネル)に加工する新工法を開発した。
効果:従来工法と新工法の比較で約85%の時間短縮
空冷機構の構築と軽量コンパクト化により、省エネ性と耐久性を確保しつつ、従来の1kWメタルハライドランプと同等の明るさを持つ800WのLED…
3D CADを導入して専属の社員に習得させ、3次元での図面(モデル)作成ができるようにした。