在庫管理システムを備えた自動テープ巻機導入による生産性の向上及びコスト削減
パッケージングの効率化のため、薄型シャーレ対応とネットワーク連動機能を備えた自動テープ巻機を導入した。
効果:生産量(額) 1倍→4倍
株式会社福田商会
| 事業者名 | 株式会社福田商会 |
|---|---|
| 所在地 | 宮城県 仙台市 |
| 業種 | 各種商品卸売業 |
| 従業員数 | 48人 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 1886年 |
株式会社福田商会は明治19年に創業し、米と有機質肥料の卸・小売を事業の柱としてきた。その後、建設資材や不動産、ホテル経営などへ事業を広げている。震災では宮城県沿岸部の農地約1万4,300haが浸水し、被災農地の復興が地域の課題となった。同社は畜産生産者や配合飼料メーカーを取引先として事業を展開しようとしていた。
抱えていた課題
やったこと
補助金を活用し、飼料用米を高温蒸気で加熱して糊化させる小型貫流ボイラーと周辺設備を導入した。このボイラーで飼料用米を加熱した後に圧ぺんする。平成29年には飼料用米の生産者と契約し、約500haの農地で収穫される約3,000tの飼料用米を仕入れる計画とした。加工は加熱圧ぺんに加えて、粉末状にするもみ付ばん砕も行い、肉牛、乳牛、豚、鶏への給餌を進める。宮城県畜産試験場と共同研究を行った。
| その他 | 小型貫流ボイラー |
|---|---|
| その他 | ボイラーの周辺設備 |
新しい製品・サービス:国産飼料用米を加熱圧ぺん、またはもみ付ばん砕した飼料
新設したボイラーは既存ボイラーに比べてエネルギー効率を10%以上向上させることができた。熱量も十分で、製品の品質も一定に確保できている。宮城県畜産試験場の調査では、飼料用米を与えた肉牛の肉質は変わらず、旨味成分であるオレイン酸の数値が上昇し、A5ランクの格付けが可能という結果が出た。被災農地の活用と生産者の収入増加、畜産生産者への価格安定、食料自給率の向上、輸送時の温室効果ガス削減にもつながっている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来の卸・小売や飼料事業の延長として飼料用米加工を位置付けているが、経営戦略上の明確な位置付けの記述は薄い。
外国産飼料は価格が乱高下し国産飼料米は価格安定のメリットがあると述べられているが、自社の強み・弱みの分析は具体的に書かれていない。
被災農地の塩害と飼料用米の生産、輸入飼料からの代替という課題認識と、加熱圧ぺん設備による解決策が具体的に書かれている。
約3,000tの飼料用米を仕入れ加工する計画や、エネルギー効率10%以上向上という数値はあるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
土壌改良や肥料設計、流通まで協働できる体制が整ったとあるが、補助事業の遂行を担う人材や事務処理体制の記述はうかがえる程度。
肉質のオレイン酸数値上昇や肉牛・乳牛・豚・鶏への給餌、価格安定という顧客側のニーズと選ばれる理由が数値とともに示されている。
事業開始の経緯は書かれているが、中長期の課題検証や遂行スケジュールについての記述はわずかにうかがえる程度。
公開されている事例からは読み取れません。
飼料用米の加熱圧ぺんによる肉牛飼料は一般的ではない分野だが、普及度や高付加価値化の水準を示す記述は薄い。
食料自給率の向上、輸送段階の温室効果ガス削減、被災農地活用など地域と国全体への波及効果が具体的に書かれている。
補助金額や付加価値増加額の数値は示されず、費用対効果はわずかにうかがえる程度。
飼料用米の加熱圧ぺんという設備を活用した地域連携はあるが、先端デジタル技術やサプライチェーン全体のイノベーションへの言及は薄い。
農商工畜連携による食料自給率向上への言及はあるが、市場成長分野への進出や構造転換への具体的な記述は薄い。
被災地の農地約500haで約3,000tの飼料用米を仕入れ、地域の生産者と畜産農家を結ぶ雇用と経済効果が数値つきで示されている。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
福田氏は今後、本事業を他地域の同業他社と共有し、同じ思いで農商工畜連携に取り組みたいとしている。すでに北海道、関東、関西から視察に訪れた企業もある。
「各地域から同じ思いで国に提案すれば、政策を練る方により現実味を持っていただけるでしょう。この取組を仙台だけにとどめず、全国に発信していきたい」
公式の事例集より(原文のまま)
パッケージングの効率化のため、薄型シャーレ対応とネットワーク連動機能を備えた自動テープ巻機を導入した。
効果:生産量(額) 1倍→4倍
市場内で排出される大量の発泡スチロール容器のリサイクルに、電熱ヒーター方式の発泡スチロール減容機を導入した。
効果:一回の処理量 1個/回→15個/回
純国産マルチコプターにレーザースキャナを搭載し、千葉大学発ベンチャーの㈱自律制御システム研究所の指導を受けて、安全運航の準備と自律飛行制御…
効果:30,000m2の計測作業時間 300秒→73秒