回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
成果ラテアート技術者数 1名→3名
| 所在地 | 宮城県 仙台市 |
|---|---|
| 業種 | 食料品製造業 |
| 従業員数 | 4人 |
| 設立 | 2004年 |
平成27年2月に新店舗「カフェ ミティーク」を開店し、立体造形ラテアートを提供していた。SNS、テレビ、雑誌などのメディアで取り上げられ、顧客が急増した。
抱えていた課題
やったこと
立体造形ラテアートの必要条件である安定したスチーミングミルクと常に同じ硬さのフォームドミルクについて、マニュアルを整備するために定量化を行った。スチームノズルのオフセット量や挿入角、投入角など、これまで感覚に頼っていた部分を数値化して指標を導いた。フォームドミルクの硬さは目視で確認できるようサンプル画像を載せた。新ジャンルのスイーツ「ドリンクケーキ」では、クリーム、生地、フルーツ、ゼリーの4分野に分けて素材の最適化を行い、ドリンクとフルーツの相性やスポンジ生地の硬さや粗さを研究した。その結果をもとに12種類のラテのレシピを開発した。専用エスプレッソマシンと専用焙煎機を導入し、試作用珈琲豆の製造と試作・開発に取り組んだ。
| 加工機 | 専用エスプレッソマシン |
|---|---|
| 加工機 | 専用焙煎機 |
新しい製品・サービス:新カテゴリーのスイーツ「ドリンクケーキ」。洋菓子と飲料を融合させた商品で、ベースとなるラテ12種類のレシピを開発した。今年中の商品化を目指して試作中。
立体造形ラテアートのマニュアル化により、制作を担当できる技術者が1名から3名に増え、顧客の注文に応えられる体制が整った。ドリンクケーキのベースとなるラテ12種類のレシピを開発し、新カテゴリーの基礎を作ることができた。今後はゼリーとスポンジ量、生クリームの溶け具合を検証し、順次商品化する予定である。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
パティスリーの技術を生かした立体造形ラテアートとドリンクケーキ開発の流れは読めるが、経営戦略上の位置付けの記述は薄い。
SNSやメディアで反響が大きく顧客が急増したことは読み取れるが、競合や市場動向との比較による優位性の記述は薄い。
生産が追い付かない課題に対し、マニュアル化で技術者が1名から3名になったと具体的に書かれ、課題解決の方向が読み取れる。
売り上げや顧客の増加を目指すとあるが、付加価値額や賃上げの目標値は示されておらず、わずかにうかがえる程度。
技術者が1名から3名になったことや、専用機器導入、外部の専門家活用が書かれ、体制の一端が具体的に読み取れる。
低価格と高品質(話題性)を前面に出し、20代~30代、25歳~35歳のOL層にターゲットを絞ると明記されている。
ドリンクケーキは今年中の商品化を目指し、テスト販売や展示会出店など段階的な計画が書かれている。
公開されている事例からは読み取れません。
立体造形ラテアートとドリンクケーキは新カテゴリーで、12種類のレシピ開発など従来にない商品として位置付けられている。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
スチーミングの数値化や素材の最適化は行われているが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献はわずかにうかがえる程度。
公開されている事例からは読み取れません。
仙台市内の店舗で展開していることはうかがえるが、地域特性を活かした雇用や経済成長への言及は少ない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後は「ドリンクケーキ」の開発を進め、試作品のテスト販売を始める。SNSの活用、情報誌やメディアへの掲載、展示会や試食会への出店など、外部の専門家を活用した販路拡大に取り組み、売り上げと顧客の増加を目指す。20代〜30代、特に25歳〜35歳のOL層に絞り、低価格と高品質(話題性)を前面に打ち出す。
「また来たい!」と思っていただける店づくり、目や舌で楽しめる、五感を働かせるような商品づくりに取り組み、1人でも多くのお客様に喜んでいただきたいと考えています。
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
火入れ機と連結し、熱酒をそのまま自動で充填・打栓する設備一式を導入した。
効果:タンク1本(1,300ℓ)の充填時間 2時間→1.3時間
自動機の開発により24時間完全無人化を実現し、休日も含めた連続稼働を可能にした。