プラント向け特殊バルブ部品等の生産性向上をもたらす加工技術の高度化
本事業において、独自技術を活用するための機能・剛性を有した機械を選定し導入した。
効果:リードタイム 40分→10分
ネクストステージ沖縄合同会社
成果リードタイム 7日→3日
| 事業者名 | ネクストステージ沖縄合同会社 |
|---|---|
| 所在地 | 沖縄県 浦添市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 従業員数 | 3人 |
| 資本金 | 800万円 |
| 設立 | 2011年 |
自社栽培の県産落花生を使った「100%ピーナッツペースト」を企画製造し、小ロットの受注生産を行っていた。毎年10月に販売を始めると翌年5月には完売して欠品する状況が続いていた。得意先やお客さまからは通年販売の要望が多かったが、対応できずにいた。
抱えていた課題
やったこと
材料となる落花生の栽培園場を拡大した。機械設備として、落花生の殻付き莢を根の弦から外す脱殻機及び連結選別コンベア、炒り工程や焼き工程、瓶詰ピーナッツペーストの80度殺菌に使うスチームコンベクション、収穫後に炒った落花生を瞬間冷凍して鮮度を保ち通年の在庫を確保するブラストチラー/ショックフリーザーを導入した。ロボクープカッターミキサーで材料を小口にカットしたり攪拌したりし、乳化剤を使わずに油と水分を混ぜて安定させた。手詰めの商品を殺菌した後に脱気して自動でキャップをする手動真空キャッパー及び専用コンプレッサーも導入した。新機材を活用し、有機オリーブオイルと蜂蜜を使った単身向け少量瓶詰の「ピーナッツペースト パン用」と、100%ピーナッツと100%カカオ原料を黒糖で固めた小口菓子「ピーナッツカカオバー」を試作した。
新しい製品・サービス:はちみつ入りピーナッツペースト(パン用)、ピーナッツカカオバー
製造過程の見直しと増産体制づくりにより、セットでの販売提案やリードタイムの改善が進んだ。付加価値の高い提案ができるようになり、商圏の拡大にもつながった。年間を通して欠品がなく、通年で新鮮な材料を使った商品を作れるようになったことで、専門店などへの販路計画が可能となりサービスの向上が図れた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
製造の見直しと増産体制づくりに取り組んだとあるが、これまでの事業との一貫性や経営戦略上の位置づけは文章から明確に読み取れない。
通年販売の要望に応えられなかった課題や商圏拡大の記述はあるが、市場動向や自社の強み・弱みの分析は具体的に書かれていない。
完売・欠品が続く課題に対し、栽培園場拡大や機械導入で増産を図り、セット販売や新商品に取り組んだと具体的に書かれている。
リードタイムが平均7日から3日、ワンロット数量が75個から280個、消費期限が4カ月から6カ月と数字で目標と成果が示されている。
従業員数3人との記載はあるが、補助事業を遂行する体制や事務処理能力について具体的な記述は見当たらない。
100%ピーナッツの商品や通年販売への顧客要望、専門店向け販路計画など、製品価値と選ばれる理由が示されている。
今後は県外百貨店や専門店への販路拡大、海外展開を視野に入れると述べられているが、スケジュールや課題解決方法は具体性が薄い。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
100%落花生ピーナッツペーストで高付加価値化を図る記述はあるが、同分野での普及度や高価格化の水準は具体的に示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
リードタイムや生産量、消費期限の改善数値はあるが、補助金投入額に対する付加価値増加や費用対効果は書かれていない。
機械設備の導入による効率化の記述はあるが、デジタル技術の活用や地域・サプライチェーンへの貢献は読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
沖縄県産の落花生を自社栽培し地域素材を活かす点は読み取れるが、雇用や地域経済成長への波及効果は具体的に書かれていない。
今後は県外百貨店や専門店などへの具体的な販路拡大を進める。海外展開も視野に入れ、商品の開発と改良に積極的に取り組む考えである。
本事業において、独自技術を活用するための機能・剛性を有した機械を選定し導入した。
効果:リードタイム 40分→10分
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
旋削加工とマシニング加工を一台で行える最新型マシニングセンタ(複合加工機)を導入した。
効果:半導体装置のフッ素樹脂部品20個の加工所要時間 1,310分→950分