ものづくり補助金平成25年度学術研究、専門・技術サービス業秋田県

レーザースキャナー及びGPS機器の導入による測量事業の差別化

この事例のポイント

  • 測量業界では技術者の人材不足が課題となっている。
  • レーザースキャナーとGPS機器を導入し、橋脚、建物、文化施設など立ち入りができない場所でも3次元でデータを収集できるようにした。
  • レーザースキャナーとGPS機器の導入により、測量時間を約50%短縮することが可能となった。

事業者のプロフィール

所在地秋田県 大仙市
業種技術サービス業
従業員数17人
資本金200万円
設立1983年

事業の背景

昭和58年創業の会社で、空中写真測量や航空機から撮影した写真による地図作成を主力とし、JRの測量や調査作業も手がけている。高度経済成長期に集中投資されたインフラの更新工事や相次ぐ自然災害への対応で測量の需要が高まっている。一方、県内の文化財測量市場は県外の大手測量企業が独占している。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 人手・技能測量業界では技術者の人材不足が課題となっている。
  • その他河川や高所などの危険な場所での測量に問題を抱えている。

やったこと

レーザースキャナーとGPS機器を導入し、橋脚、建物、文化施設など立ち入りができない場所でも3次元でデータを収集できるようにした。導入により一度に1万点以上のデータをミリメートル単位で収集できるようになり、従来1ヶ月程度要していた入力作業を大幅に短縮できる見込みとなった。これにより文化財の測量にも自社で対応できるようにし、県内の文化財測量市場への新規参入を目指した。構造物調査については、通常1週間程度を要する調査を約1日間のデータ収集で行えるようにすることを目標とした。

検査測定レーザースキャナー
検査測定GPS機器

事業の効果

レーザースキャナーとGPS機器の導入により、測量時間を約50%短縮することが可能となった。これにより効率が上がり、難易度の高い受注にも対応できるようになった。立ち入りが危険な災害地点も、安全な離れた場所から測量できるようになった。さらに文化財測量の分野にも対応し、県内市場への新規参入を見込んでいる。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。