部品加工の精度向上と高効率化による競争力強化のための設備導入
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本
岡谷セイケン株式会社
| 事業者名 | 岡谷セイケン株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 秋田県 横手市 |
| 業種 | 輸送用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 97人 |
| 資本金 | 4,100万円 |
| 設立 | 1966年 |
自動車メーカーの拠点の海外移転が進む中、国内生産の部品も海外への輸出が拡大している。自動車全体の生産量は増加しており、生産数量と納期に応じた部品供給が強く要望されている。加えて恒常的なコストダウン要請もある。同社は自動車用A/T部品や油圧部品などの超精密切削部品を製造している。
抱えていた課題
やったこと
複合した加工ができるNC自動旋盤を導入した。正面背面並列加工や軸移動オーバーラップ機能を備え、サイクルタイムの短縮による増産対応を可能にした。従来は2次加工で行っていた面取り・バリ取り工程を同一NC加工機内で行えるようにした。導入した設備は秋田工場に置き、最新設備による加工技術の向上や新製品の量産試作、海外拠点の従業員養成の拠点とした。アルミ、真鍮、炭素鋼、ステンレス鋼、その他難削材をバー材から完成まで一貫して加工している。
| 加工機 | NC自動旋盤 |
|---|
トライアル加工により、面取り・バリ取りの2次工程を省略できることが実証された。サイクルタイムが短縮し、生産数の増加が可能となった。加工寸法の安定性が非常に高く、外観仕様に耐える表面仕上げを実現した。2015年1年間で約1000万円の収益増を見込んでおり、コストダウン要求にも応えられる体制が整う見込みである。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
自動車部品の増産・コストダウン要求への対応として設備導入する流れは読み取れるが、過去の取組との一貫性は文章からは判然としない。
輸出拡大や自動車メーカーの海外移転を背景に挙げているが、自社の強み・弱みとの関係は具体的に書かれていない。
加工工程が多く生産性が課題と示され、二次加工を省き1台で多工程加工する解決策が具体的に書かれている。
2015年1年間で約1000万円の収益増を見込むと具体的な数字が示されており、加工タイム短縮の効果も説明されている。
秋田工場を海外技術移転の拠点とする方針は書かれているが、導入や運用を担う人材・体制の詳細は書かれていない。
自動車用A/T部品や油圧部品の超精密切削部品で、顧客の増産・コストダウン要求に応える点が具体的に書かれている。
面取り・バリ取りの工程統合や研磨工程廃止への対応など段階的な方針は示されているが、スケジュールは書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
精密切削部品の加工という分野で、高水準の高付加価値化を図る旨はわずかにうかがえる程度である。
海外向け自動車部品の輸出拡大や国内生産の維持という点は読み取れるが、経済波及や雇用創出への言及は明示されていない。
約1000万円の収益増、サイクルタイム短縮、二次工程省略によるコスト削減など、費用対効果が数字つきで示されている。
最新NC旋盤の導入と海外への技術移転は書かれているが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は明示されていない。
自動車部品の輸出拡大への対応は読み取れるが、構造転換や成長分野への進出との関係は書かれていない。
秋田工場を拠点に海外へ技術移転する点はうかがえるが、地域の特性を活かした付加価値創出としては具体性が薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
海外向け自動車部品の継続生産を進める。継続的な改善活動で生産性を向上させ、コストダウン要求に応えられる事業体制を維持・拡大する。
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。