自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
デザインパーツ株式会社
成果面粗さによる仕上がり精度 1倍→8倍
| 事業者名 | デザインパーツ株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県 富士市 |
| 業種 | 輸送用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 設立 | 2007年 |
創業時から大手二輪車メーカーの技術開発部と取引があり、複雑形状の高精度部品を受注して年間100以上の新規品を製造するなど、高度な加工ノウハウを蓄積してきた。主力製品はレース用自動車の部品とダイカスト金型に組み込まれるコアピンである。国内外の大手コアピンメーカーからの発注は、受注を始めてから10年以上が経過し生産数を順調に伸ばしている。
抱えていた課題
やったこと
焼入れ済みの高硬度素材を加工できる高精度旋盤として、CNC自動旋盤を導入した。この設備はNC旋盤の一種を小型化・自動化したもので、加工部材の着脱や供給を自動で行い、バー材(長い棒材)の連続加工を得意とする。作業者による部材の着脱が不要になるため、作業スピードが速いのが特徴である。これにより、焼入れ作業を自社内で行わず、必要な時に必要なだけ製造する、いわゆるジャストインタイムに対応する体制を目指した。
| 加工機 | CNC自動旋盤 |
|---|
焼入れを自社内で行わず、焼入れ済みの高硬度素材を加工する工程に変えたことで、納期が大幅に短縮された。NC旋盤のモーター性能が高まったことで、製品の表面の粗さが大きく改善し、品質が向上した。表面が滑らかになったため磨き工程の時間も短くなり、生産性が高まった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業時から大手二輪車メーカーとの取引や年間100以上の新規品製造に触れ、コアピン事業が主力と書かれているが、戦略上の位置付けは明示されていない。
国内大手コアピンメーカーからの発注が10年以上増えていると書かれ、強みは示される一方、市場動向との関係は詳述されていない。
焼入れ2日間の工程省略と、ジャストインタイム対応での納期短縮という課題と対策が具体的に書かれている。
面粗さが従来比約8倍、磨き時間約75%短縮と数字があるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
代表者の氏名と技術研鑽に触れるのみで、補助事業を遂行する人材や事務体制の具体的記述はうかがえる程度。
高精度部品の受注実績やジャストインタイム需要など、顧客ニーズの裏付けと選ばれる理由が具体的に書かれている。
設備導入の経緯は書かれているが、中長期の検証やスケジュール、課題解決の方法は記載がうかがえる程度。
公開されている事例からは読み取れません。
高硬度素材の精密加工による面粗さ向上など高水準化は読み取れるが、分野の普及度に関する記述は薄い。
輸送用機械や医療機器、航空宇宙分野への展開にわずかに触れるのみで、経済波及や雇用創出の記述は少ない。
納期を2日短縮し、磨き時間を約75%減らしたと効果が示されるが、投入額に対する費用対効果の数字はない。
NC旋盤の自動化による加工の効率化はうかがえるが、サプライチェーンへの貢献の記述は乏しい。
公開されている事例からは読み取れません。
富士市の本社所在地は書かれているが、地域の特性を活かした雇用や経済成長への言及は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後も経営革新に取り組み、技術研鑽を続けていく方針である。
輸送用機械部品の他に医療機器や航空宇宙分野の精密加工も受注しており、今後も経営革新に取り組み、技術研鑽を続けていきたい
公式の事例集より(原文のまま)
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
本事業でシーツローラー乾燥機(アイロナー)を導入した。
効果:乾燥時間 1,440分→15分
新規設備としてCNC旋盤、CNC切断機(ポータブルCNC切断機)、2次元CAD/CAMシステムの3点を導入した。
効果:切断速度 100%→340%