吟醸酒の高品質化、安定生産を可能にする工程設計と試作開発
市販吟醸酒の醸造から瓶詰・貯蔵までの工程に、全国新酒鑑評会出品の大吟醸酒の技術的要件を応用する形で設備を導入した。
エーピーアイ株式会社
| 事業者名 | エーピーアイ株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 秋田県 大仙市 |
| 業種 | 電子部品・デバイス・電子回路製造業 |
| 従業員数 | 16人 |
| 資本金 | 8,000万円 |
| 設立 | 1983年 |
抱えていた課題
やったこと
CTスキャンデータを『VGStudioMAX』で読み込み、脊椎の状態を3D化した。医師が決めた穴の位置と角度に合わせて、3DCAD『Freeform』でスクリューガイドと骨モデルを設計した。設計データを3Dプリンターで造形し、実際の症例で使えるレベルの骨モデルとガイドを製作した。造形した骨モデルにガイドを取り付け、指示どおりの位置と角度で取り付けられることを確認した。秋田大学、秋田県産業技術センター、秋田県立脳血管研究センターの指導を受け、ソフトの技術を短期間で習得した。
| ソフト | VGStudioMAX |
|---|---|
| ソフト | Freeform |
| 加工機 | 3Dプリンター |
新しい製品・サービス:脊椎固定用スクリューガイド
手術前に骨モデルとスクリューガイドで正確なねじ込みをシミュレーションできるようになり、安全性が向上した。手術時間の短縮や手術の安定性、低侵襲性の確保が実現できるとされる。これまでに19例の手術実績がある。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
VR・MR・AR技術やCT三次元化の得意分野を活かした開発と書かれ、過去の取組との一貫性はうかがえるが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
医療現場のニーズを確認したとあるが、市場規模や競合に対する自社の強みの比較は書かれておらず、競争優位性は読み取れない。
脊椎手術でスクリューを正確にねじ込む難しさという課題は具体的に書かれ、手術時間の短縮などの効果も示されるが、事業計画としての数値目標は乏しい。
19例の手術実績と医療機器承認申請を計画すると書かれ、実績は示されるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
秋田大学等の指導で技術習得し短期間で高品質化したと書かれ、外部連携による体制はうかがえるが、社内の人材や事務処理体制は具体的でない。
医師が決めた穴の位置や角度に正確にねじ込むガイドという価値、手術の安定性や低侵襲性の確保が示され、ターゲットと選ばれる理由が整理されている。
臨床試験を重ねPMDA指導のもとで承認取得を目指す、販路は医療商社と契約を増やすと書かれ、順序は示されるが期限や詳細なスケジュールは乏しい。
公開されている事例からは読み取れません。
医療用の患者別スクリューガイドは、個人差のある脊椎に合わせて造形する点で新しく、医療機器として高付加価値化を図る内容と読み取れる。
手術の安全性向上や医療現場のニーズへの対応は書かれるが、経済波及効果や雇用創出など国が補助する積極的理由は明記されていない。
手術時間の短縮などの効果はうかがえるが、補助金投入額に対する付加価値額や生産性の数値は示されていない。
CTデータの3D化、3DCADと3Dプリンターの活用に加え、大学や県の研究機関との産学官連携で医療のイノベーションに取り組む点が具体的に書かれている。
医療分野への進出とうかがえるが、日本経済の構造転換に資する点は記載されていない。
大仙市の企業が秋田の大学や県の研究機関と連携する地域性は読み取れるが、地域の雇用や経済成長への効果は書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
医療機器承認申請と取得を目指し、臨床試験を重ねる計画である。医療業界のネットワークを持つ会社と協力体制を築き、学会や展示会への出展、医療機器商社や販売代理店との契約増で受注拡大を図る。
市販吟醸酒の醸造から瓶詰・貯蔵までの工程に、全国新酒鑑評会出品の大吟醸酒の技術的要件を応用する形で設備を導入した。
株式会社キーエンスの画像寸法測定器IM-6700を導入し、技術担当者から操作方法の訓練を受けた。
効果:測定時間 5分→0.004分
温水加熱ニーダー等3機種を導入し、製品の湯煎殺菌とどぶ漬け殺菌の方法を新たな独自の殺菌方法に変更した。
効果:ボイラー燃料費(年間) 256万円→84.9万円